アウトドアを本気で楽しむ者にとって、道具は“道しるべ”であり、信頼できるパートナーであるべきだ。カシオのアウトドアウオッチブランド〈PRO TREK（プロトレック）〉から、コンパクトながら高い視認性と機能性を誇るクライマーラインの最新作『PRW-35LD』と『PRW-35TLD』が5月16日にリリースされた。

今回のモデル最大の特徴は、カシオ初となる蓄光LCDの採用。ディスプレイ下面に配置された蓄光シートが、ヘッドライトなどの光源からの照射を受けて蓄光し、暗所で柔らかなグリーンの光を放つ。200ルーメンの登山用ライトで約1分照らすと、約1時間にわたり淡く発光し続けるという。夜間の山行やキャンプサイトでの使用時に、その効果は確かな安心感として発揮されるはずだ。

ラインナップは2モデル。アウトドアスタイルにフィットするダークコヨーテカラーのバンドが印象的な『PRW-35LD』と、サファイアガラスの風防、ステンレスベゼル、チタンバンドを採用した上位モデル『PRW-35TLD』。後者は、チタンカーバイト処理によりキズに強く、マットで深みのある質感と上質な光沢を実現している。

もちろん、PRO TREKの核とも言えるトリプルセンサー（方位・高度／気圧・温度）も両モデルに標準装備。さらに、マルチバンド6による標準電波の時刻補正や、太陽光や蛍光灯で駆動するタフソーラーといった定番の信頼性も健在。

キャンプ、登山、トレッキング。未知の時間に挑むすべての人へ向けて、PRO TREKの新たな進化をぜひチェックしてほしい。