ドイツ発のフットウェアブランド〈BIRKENSTOCK〉と、日本のカルチャーを発信し続ける〈BEAMS〉。別注コレクションから最新作がリリースされる。

最新作は、〈BIRKENSTOCK〉のシグネチャーである“ボーンパターン”を大胆にアッパーに取り入れた『ZURICH』のBLACKモデルだ。
昨年のリリースで話題を呼んだこのパターンは、元来は1980年にアウトソールに初めて採用された〈BIRKENSTOCK〉のオリジナルデザイン。EVAアウトソールの耐滑性、耐久性、耐摩耗性を高め、自然な歩行をサポートするために生まれたものだという。単なる機能性の追求にとどまらず、ブランドの品質や伝統を体現する存在として、長きにわたり愛されてきた。

そして、そのDNAをアッパーにまで拡張するという発想は、ストリートカルチャーに深く根を下ろす〈BEAMS〉ならではのアプローチだ。ブラックで統一されたカラーリングは、どこか都会の夜を思わせる静謐さと、ストリートの強さを同時に纏う。型押しされたボーンパターンが、履く人それぞれのスタイルに呼応するかのように浮かび上がる。

さらに、両ブランドのロゴがしっかりと刻まれたディテールや、〈BEAMS〉オレンジの特別仕様ボックスといった演出は、コレクションとしての高揚感を引き立てる。サイズ展開も35〜46までと、ジェンダーを超えた幅広いスタイルに応える柔軟さを備えている。

この別注モデル『ZURICH』の予約受付は2025年5月20日（火）からスタートし、6月6日（金）には全国の〈BEAMS〉レーベル取り扱い店舗と公式オンラインショップで販売される。ブランドのルーツと、現代のストリートスタイルが静かに交錯する一足を、ぜひ体感してほしい。