FASHION 2018.12.01

キューバに思いを馳せて。「SYU.HOMME/FEMM」2019S/S “Journey -Life is a like a journey”LOOKを解禁、今季よりジュエリーも

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

「SYU.HOMME/FEMM」による、2019 Spring/Summer Collectionが到着した。

今回のコレクションの物語は、“夏=旅”から広がっていく。
デザイナーのHideto Onoが行ってみたい場所、それは“キューバ”。

「キューバ経済は、これまで半世紀以上ほとんど微動だにしてこなかった。
そのため、現在と数十年前の写真を比較しても、どちらがどちらか言い当てることは難しい。
この共産主義国家は、少なくとも表面的には、アメリカから初めて経済制裁を受けた1960年以来ほとんど変化してこなかった。
キューバは、過ぎ去った時代の「タイムカプセル」のような存在になっていたのである。

1960年代から発展していない為に現役でクラシックカー町中で移動手段として使用されている。
街並みも同じく1960年代より変化していない、コロニアル建築が未だに残る。
ファッションは50年代、60年代のクラシカルなスタイルで現在で言われるリアルトラディショナルだ。
キューバの人々は常に陽気で街には音楽がずっと流れている国。
1年の間の10か月は春の様な気候、そして夏という気候しかない所謂リゾート地。
海に入らずとも街並みや景色を楽しめる。島国なので、海も、もちろんとてつもなく綺麗だと。
自分自身はとても夏が苦手。
もしキューバに行くなら、夏を楽しむなら。」-Hideto Ono

その思いから生まれた、テーマは -Life is a like a journey-
生きていれば幸せなことも不幸せなことが常日頃混在し、交差する。人生は行き先の決まっていない旅の様なものだとOno氏が感じたことから、架空での旅を想像し自らの人生=旅と照らし合わせている。

キューバに行くなら、そこでSYU.が存在するなら。日本の高温多湿という季節で着るなら。
どの様な服が着たいか、必要なのか。そんな仮想。架空。そして現実を重ねて制作している。

Stylist:Masataka Hattori
Photo:Toshio Ohno
Hair:Pyu

また今回の初めて「SYU.HOMME/FEMM」からJewelry Lineが登場。
SYU.がジュエリーを制作するにあたり目を向けたのは、日本を代表するジュエリーの産地、山梨県甲府市。
緑豊かな美しい山々と清らかな水と共に育まれた、1000年を超える歴史のある甲府の水晶細工。脈々と受け継がれてきた高度な技術である伝統と日々革新を続ける高いデザイン性を併せ持ったプロダクトを世に送る出すMade in Yamanashiのジュエリーだ。

奇跡的な巡り合わせを果たし、身につける人を守ってくれるようなジュエリーが誕生した。

こだわりのアートピースは、Ono氏が信頼を置くアーティスト・Akihiro Yamayaによるもの。ひんやりと透き通る面と、ジュエリーの暖かみを帯びる神秘的な質感に心奪われそうだ。

Jewelry Prodact Director
Mashiro Numasaki From Jewels&things
from Yamanashi kofu city
SYU.HOMME/FEMM New project

Furniture Prodact Designer Akihiro Yamaya

普段の日常でファッションとアートという、もしかしてそんなカテゴリーの分け方はナンセンス。そこに繋がりを感じ、ひとつとした時にふと新たな発見が見つかるのかも。
「SYU.HOMME/FEMM」が常に想っていること、“着る人の貴重な時間に寄り添えたら”その願いのこもった洋服やジュエリーを身につけ、豊かな日常を。

INFORMATION

SYU.HOMME/FEMM
https://syuofficial.shopinfo.jp/

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