FASHION 2020.12.22

Report: BlackEyePatch x Ploom Collaboration POP-UP SHOP ユース世代へ届く嗜好品の在り方

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

Ploom Shop 渋谷店にて、12月19日(土)の1日限定で開催された”BlackEyePatch x Ploom Collaboration POP-UP SHOP”の模様をレポート。

今回のポップアップで展開されたアイテムは、湯島天満宮、柴又帝釈天、千社札など、伝統的な仕事を手掛ける江戶文字の書家、橘右之吉氏が描いた”黑眼帯”の文字を大胆に配置した「Ploom S 2.0」2色と「Ploom TECH+ with」1色。

これを中心にデッキや巾着、フーディもラインナップし、BlackEyePatchとPloomの世界観がより深く体感できるポップアップとなっていた。特にショップ全体を覆う”黑眼帯”の装飾は遠目に見ると江戸時代にあった店舗の軒先を連想させられた。この和の空気感が実に個性的であり、BlackEyePatchとのコラボだからこそ実現できる情緒溢れる空気感が漂っていた。

コロナ禍の状況を踏まえ、完全予約制で開催された本イベント。来場者はゆっくりと店内の雰囲気を楽しむことができ、各々目当てにしていたプロダクトを手にすることができた様子。

特筆すべきは、橘右之吉氏が目の前でステッカーに文字を描いてくれるというインスタレーションだ。これは、取扱注意・黑眼帯・東京渋谷の3種類の中から、希望したワードをリクエストすると、その場で橘右之吉氏が文字を書いてくれるというもの。

江戶文字に触れたことがない人でも、こうやって書かれる状況を体験し、世界に1枚しかないステッカーが出来上がっていく様を見ることで、その魅力を存分に味わうことができただろう。実際に特に人気があったのは、やはり取扱注意なのだとか。
Ploom Shop 渋谷店で、ショップ全体をパッケージしてコラボポップアップが開催された例を思い出すと、昨年の8月にWasted Youthとタッグを組んで開催されたイベントが思い出される。
VERDY Interview & Wasted Youth×Ploom Report

このときもそうであったが、スケートデッキやアパレルと並んで「Ploom」ブランドのプロダクトが並び、ブランドから「Ploom」の存在を知り、そこに興味を持つというプロジェクトを展開していることが実に興味深い。そこに、ファッションとしても嗜好品を楽しめる提示がなされていて面白みがあるのだ。

実際に11月から展開されている「Ploom TECH+ with」のコラボアイテムは人気を博していて、多くの人が購入していた。

渋谷という街で、Ploom Shop 渋谷店という場所を介し、様々なカルチャーがミックスされた展開を行っていた”BlackEyePatch x Ploom Collaboration POP-UP SHOP”。こういったイベントから嗜好品の楽しさを知れることで、また人々の趣味の幅が広がっていくのかもしれない。

INFORMATION

BlackEyePatch x Ploom Collaboration POP-UP SHOP

https://www.ploomblackeyepatch.com/
※一部商品は、12月19日(土)13:30から、CLUB JTオンラインショップにて数量限定で発売いたします。

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