去る3月13日に発表した2ndアルバム『DEATH RAVE』は欧米のメディアやDJ、好事家を中心に大きな反響を呼んでいるVMO a.k.a Violent Magic Orchestraが、NY発のテクニカル／ポスト・ブラック・メタル・バンドKRALLICEの超絶ギタリストとして知られるMick BarrのソロプロジェクトOCRILIMとのコラボレーションEP「VMOCRILIM」をリリース。4月16日〜18日に開催される東名阪ツアーの各会場において発売される。

Mick BarrはKRALLICEでの活動をはじめ、Zach Hillとのコラボレート、JOHN ZORNのレーベル〈Tzadik〉や Mike Pattonのレーベル〈Ipecac Recordings〉からのリリースなど、多岐に渡る活動で知られる超絶ギタリスト。VMOは日本をベースに活動しながら、今年6月には「Sónar Festival 2024」（スペイン）や「Roskilde Festival 2024」（デンマーク）への出演がアナウンスされるなど、世界中の先鋭フェスティバルに招聘される話題のグループだ。

ブラックメタル×レイヴの最果て。VMOが2ndアルバム『DEATH RAVE』をリリース。リリースライブにはIcan Harem from Gabber Modus Operandiらも参加

本作「VMOCRILIM」は、Mick Barrの超絶ギターとVMOのカオティックな電子音楽が衝突しあいながら爆速で昇りつめていく、レイヴでもハードコアでもある状態で駆け抜けていく、ハヤい！　カタルシス！　な仕上がりとなっている。無になれる。

リリースに伴い、OCRILIMが来日しての2組での東名阪ツアーも決定。VMOCRILIMとしてのステージもあるようで、逸脱と異次元の春を存分に堪能したい。