MUSIC 2024.12.17

Photo report: WASTED NIGHT ー CentralCeeのライブに狂喜した夢の一夜 ー

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

2024年11月29日、金曜日の夜中、渋谷の道玄坂はかつてない賑わいと活気に満ちていた。この日、MIDNIGHT EAST(Spotify O-EAST)で開催されていたイベントはVERDY主催の「WASTED NIGHT」だ。

ロンドンはシェパーズ・ブッシュ出身のラッパーのCentralCeeが出演するということもあって、「このキャパで観れるなんて!」と大いに話題を呼んでいた。しかも、チケット代が¥1,000という値段設定だったわけだが、ここには主催であったVERDYの、本当にCentralCeeを観たいと思っている音楽好きにライブを届けたい、という思いが込められている。
昨今、海外アーティストの来日公演がチケットの価格高騰が続いており、諸事情からライブに行こうという気持ちになれない人も多いだろう。そんな現代にあって、本イベントは破格であり、音楽好きにとっては最高に嬉しい一夜であった。実際に、主催の思いに応えるようにユースが大勢訪れていた。
イベントにはCentralCeeだけではなく、12月2日にリリースした新曲「HOP OUT」が話題のYOUNG COCOも出演。DJはVERDY SOUNDSが担当した。

深夜とは思えないほどの人だかりを乗り越えて会場に入ると、Ploomの協賛ということもあり、至るところにVERDYがデザインしたポスターが掲示されており、フォトスポットとなっていた。
フロア内外問わず、天井超えのテンションで楽しむ来場者の勢いはすさまじく、その場で多くの面々がスナップを楽しんでいた模様。その様子は記事下段に掲載する。

25:00を回って、YOUNG COCOがステージに登場するや、フロアは大盛況。一気にスマホが上がり、人気曲を中心とセットを展開していった。時折、「CentralCeeと楽しむ準備ができているか」といった檄を飛ばし、それに合わせて割れるような歓声が上がっていたことも印象深い。YOUNG COCOのライブを終え、続いてCentralCee。登場するや、フロア全体がステージに詰めかける。そこに人気曲を惜しげなく披露するものだから、盛り上がらないわけがない。言葉にできない熱狂と一体感があった。CentralCeeのライブがVERDY主催のイベントで観ることができたというのは、今後のカルチャーシーンにとっても大きな意味を持つはず。そんな夢の一夜を写真で振り返る。

WASTED NIGHT

2024年11月29日(金)
MIDNIGHT EAST(Spotify O-EAST)
CentralCee / YOUNG COCO / VERDY SOUNDS
主催: VK DESIGN WORKS
スポンサー: Ploom

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