[WWW PEOPLE]Le Makeupの描くそれぞれの物語、愛を志向する空間

photography_Ryuichi Taniura(Snap), Koichiro Funatsu(Live)

[WWW PEOPLE]Le Makeupの描くそれぞれの物語、愛を志向する空間

photography_Ryuichi Taniura(Snap), Koichiro Funatsu(Live)

今日はなに着てライブにいこうか。夏! 真っ盛り!! ってノリでいきたいけどハメ外しすぎてる感出るのも勝手に避けたいし、かといって、こなれた感目指したでしょ感も避けたい……とか考えるところから楽しい。音楽好きが集まる渋谷のライブハウスWWW / WWW X / WWWβを舞台にした月イチスナップ連載、第44回:Le Makeup One Man Live編です。

シンガー/プロデューサー、Le Makeupの2年ぶりのアルバム『The Crying Xpress』のリリースを祝してのワンマンライブは、同アルバムにも参加したDoveのDJからスタート。静謐なピアノ曲や暗闇のまま煌めくドローン、ときにビートものも織り交ぜながらゆっくり場をつくりあげていく。続くeijinは、ドープなベースミュージック〜ヒップホップ〜フォンクとプレイしては、なぜかファンタジー感のあるDJでフロアを浮上させる。

そしてLe Makeupのライブはトリオ編成として。全体的に暗めの照明演出で、それぞれの顔もはっきりとは見えないほどだ。中盤あたり、ゲストの柴田聡子がふらっとステージに現れるとアルバム収録曲の「傷」を歌う。たしかにそこに彼女はいたはずなのにそこだけ夢だったかのような、幻想的な一曲。Le Makeupのギターを弾きながら歌うそのさまもまた、素朴でピュアでありながらノスタルジーではなく、捉えどころないまま過ぎ去っていく。

そして10分ほどの小休止をはさんで後半のライブへ。ハウスミュージックの多幸感/キープ感も想起させるグルーヴをまとったミニマル・アンビエント・ポップが響く。赤裸々というわけではないが暮らしのなかの出来事や感情を歌う詞は、日記のようであり、それぞれの物語でもある。「あんなふうに僕は生きたいのに/あんなふうに僕はいれたらいい」とこぼす「この夜が終わるまで」で一旦終わり、アンコールへ。そのラストは2020年の曲「愛のしるし」だ。「これは私の/愛のしるしだ」と歌う彼を見ながらふと、個々でありながらも愛を志向する空間だからこそ、こうやって人々は集まるのか、と勝手に腑に落ちる。そこにはなんともいい余韻が充溢していた。

MONTHLY QUESTIONS

Q1. 年齢
Q2. 職業
Q3. 今日のコーディネートのイチオシアイテム
Q4. 最近、流行っていることは?


L→R

Satora @sutaaassatora

Q1. 23歳 Q2. 会社員 Q3. ヘブンのネックレス Q4. ザウルス

Mei @_luvsic__

Q1. 20歳 Q2. 休学中 Q3. DoveさんTシャツ Q4. HUNTER×HUNTERのゴン


颯太 @soooo2929

Q1. 26歳 Q2. 会社員 Q3. SOLの帽子 Q4. 読書

♉︎straea @onigiri.234

Q1. 23歳 Q2. 妊婦 Q3. Pion Roomで買ったパンツ Q4. まごころ





nano odorine @o.nanoel

Q1. 23歳 Q2. DJ Q3. GB MOUTHのスウェットパンツ Q4. コーン茶

yuzuha @yuzuha.jp

Q1. 26歳 Q2. シンガーソングライター Q3. Flowers Birds Marketのデニムパンツ Q4. emo musicのディグ


THIS MONTH’S EVENT

『Le Makeup One Man Live「The Crying Xpress」』
2026/7/22(Wed) at WWW

LIVE:Le Makeup
GUEST:柴田聡子
DJ:Dove / eijin

Instagram @www_shibuya