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カナダ・トロントを拠点に活動するサイケ・パンク/ガレージ・ロック・バンド、Wine Lipsが、5作目となるフルアルバム『TV Dinner』をリリースした。
Wine Lipsはこれまでの10年間で、Spotify累計5,000万回以上のストリーミング再生を記録。BBC RadioではIggy Popから称賛を受け、楽曲は映画やテレビ、ビデオゲームにも使用されている。北米やヨーロッパ、アジアなどで精力的にツアーを行い、Frankie and the Witch FingersやDeath From Above 1979らとも共演してきた。
全13曲を収録した本作は、The HivesやOsees、Frankie and the Witch Fingersらを彷彿とさせる爆発的なエネルギーと、Nirvanaにも通じるキャッチーなメロディを融合。Wine Lipsらしいファズ全開のガレージ・パンクを軸に、2026年の現代社会に潜むストレスや不条理をユーモラスに描いている。
「Cut It」ではさまざまな依存、「Trip to the Doctor」ではウェルネス文化や陰謀論、「Thirst Trap」ではSNSとアルゴリズム社会を風刺。さらに、「Semi Detached Furnished Home」では高騰する家賃や住宅事情をガレージ・ロックへと昇華し、「If You Don’t Know」では年齢を重ねていくことへの葛藤を描いている。
現代社会のストレスを、爆音とユーモア、キャッチーなロックンロールへと変換した『TV Dinner』。どこか身に覚えのあるテーマとともに、そのサウンドを体感してみてはいかがだろうか。