MUSIC 2018.09.28

伝説のレーベル〈Major Force〉のドキュメンタリーが公開。K.U.D.O、高木完、藤原ヒロシ、Sk8thing、滝沢伸介らが歴史を振り返る

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

レッドブルによる都市型音楽フェス「RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2018」のプログラムのひとつとして9月30日に行われる、〈Major Force〉の30周年を記念するイベント「Major Force be with you -30th anniversary-」。同イベントの開催に先立ち、〈Major Force〉の歴史を振り返る初となるドキュメンタリームービーが公開された。

〈Major Force〉とは、日本初のクラブミュージックレーベルであり、世界中のクリエイター/カルチャーに多大なるインパクトを与えた存在として知られている(初めて知った! という人もMajor Forceから影響を受けて生まれたカルチャーのことはきっと知っているはずだ)。故・中西俊夫、K.U.D.O、高木完、藤原ヒロシ、屋敷豪太の5名によって1988年に設立されて以降、東京ストリートカルチャーのパイオニアとして時代を切り開いてきた。その30周年という節目に、レッドブルによって制作されたこのドキュメンタリームービーには、オリジネイターであるK.U.D.O、高木完、藤原ヒロシをはじめ、滝沢伸介(NEIGHBORHOOD)、Sk8thing(C.E)、さらにロンドンから〈Mo’Wax〉総帥でありMajor Force WESTの仕掛け人でもあったジェームズ・ラベルといったキーマンが参加。彼らの証言から、〈Major Force〉とはいったい何だったのかを紐解いている。12分弱の濃厚なムービーは、必見だ。

また、「Major Force be with you -30th anniversary-」のために、Major Force Productionsが7インチヴァイナルをRed Bull Music Studios Tokyoにて新たに制作。曲は中西俊夫が率いたポストパンク〜テクノポップなバンド、プラスチックスの「TOP SECRET MAN」となり、レコーディングメンバーにはK.U.D.O、高木完、屋敷豪太の3人に加え、オリジナルプラスチックスの立花ハジメ、トシ(中西俊夫)&チカ(佐藤チカ)の娘であるカリンらが参加。特殊加工スリーブに入ったスペシャル盤として会場限定で発売される。

さらにはこのドキュメンタリーにも登場する滝沢伸介が主宰するブランドNEIGHBORHOODによる30周年記念Tシャツも会場限定で登場。すでにチケットは完売しているため、行きたくとも今からじゃドキュメンタリーを見ながら悔しがることしかできないが、このプレミアチケットを入手した人は、今に脈々と連なる東京カルチャーの起点・震源を存分に体感してほしい。

INFORMATION

「Major Force be with you -30th anniversary-」

2018年9月30日(日)開場16:30/トークショー17:00/開演18:00
場所:ラフォーレミュージアム原宿(原宿)
料金:前売1,000円
出演:Major Force (K.U.D.O+高木完+屋敷豪太), 藤原ヒロシ, SDP, 森俊二, クニ杉本, 田村玄一, momo, 大西ツル, TOMOHIKO HEAVYLOOPER, EGO-WRAPPIN’, 立花ハジメ, 島武実, ORCHIDS
https://www.redbull.com/jp-ja/music/events/major-force

RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2018
2018年9月22日(土)〜10月12日(金)
都内各所
www.redbullmusic.com/tokyo

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