[PHOTO REPORT]

Tempalay “なんて素晴らしきツアーFINAL” ONE-MAN LIVE @恵比寿 LIQUIDROOM

photography_Genki Ito, text_Asami Yamane

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Tempalay “なんて素晴らしきツアーFINAL” ONE-MAN LIVE @恵比寿 LIQUIDROOM

photography_Genki Ito, text_Asami Yamane

9月に8曲入りのミニアルバム『なんて素晴らしき世界』を発売したTempalay。それにともない「なんて素晴らしきツアー」と題された全国7カ所でのリリースツアーのファイナルが先日の12月11日(火)に行われた。
ミニアルバム『なんて素晴らしき世界』については、リリースインタビューを実施してるのでこちらもチェックしてほしい。
FOCUS : Tempalay ミニアルバム『なんて素晴らしき世界』リリースインタビューfrom EYESCREAM NO.168

瞬く間にSOLDOUTとなった本公演の恵比寿LIQUIDROOMはもちろん満場。ステージの上には、YOSHIROTTEN率いるクリエイティブスタジオ“YAR”によるスペシャルなセットが期待を掻き立てる。
オーディエンスが今か今かと待ちわびる中、ライブは「誕生」からこの場に生命を灯すようにスタート。続く「素晴らしき世界」では、時空をも超えるような浮き立つ音がこぼれ響き出す。序盤からMAXのボルテージが心地がいい。
まるでどこかへ連れ出してくれるような変幻自在の奇しきテンポは無敵。やはり、今までのTempalayからまた一段と飛躍した音楽に何度も血が沸くような瞬間があった。

中盤に差し掛かり、「カンガルーも考えている」ではファイナルの為に、クリエイティブビジュアライズド集団のPERIMETRONとタッグ。観客全員に3Dメガネが配られるというサプライズだ。楽曲と共にスクリーンに映し出された飛び出す恐竜に思わず釘付け。後半に差し掛かり歴代のTempalayのMVやライブの映像がラッシュに紡ぎ今の彼らの姿と重なりスパークする妙。聴覚からも視覚からも聴きごたえのある一幕となった。

ツアーのファイナルに相応しくTempalayワールドが炸裂となったこの日は、まさに彼らが作り上げた“素晴らしき世界”を目の当たりにできたのではないだろうか。マジカリティに溢れる音は、もう彼らのものだ。彼らにしか出せない音をこれからも聴いていたい。と心踊る夜。
ここからは、その模様を写真でお届けするとしよう。

INFORMATION

『なんて素晴らしき世界』

発売中
https://tempalay.jp/

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