去る3月7日（木）に開催されたSPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2019でBEST VIDEO DIRECTORを受賞した山田智和。YouTubeでの再生回数が驚異の3億回を突破した米津玄師の代表作「Lemon」のMVや、あいみょんの「マリーゴールド」、サカナクションやNulbarich、KID FRESINO、水曜日のカンパネラなどなど、シーンの中心で活躍するアーティストからのオファーが絶えないその魅力とは。代表作の制作秘話や今後の活動についてなど、監督の人となりに迫ったインタビューが、3月15日（金）25:00～、スペースシャワーTVにて放送される。

EYESCREAMの人気連載・TOKYO-GAでは、写真家としての一面も見せる山田監督。2018年度は、意識的に作品との向き合い方を変えたとのこと。「今までは、自分の作品の世界観を僕自身が限定していた部分があって。トーンはこれで、スタイリングはこうでみたいな。“見え方”が最優先事項になっていたんですよね。でも、もっと楽曲のテーマに寄り添った“伝え方”をしたいなと。なので、今まで自分を包んでいた風呂敷みたいなのを一度広げ、初めましてのアーティストさんのMVも積極的に撮らせていただきました。結果的に自然と、新しい自分が引き出されていたと思います」。
監督が自分自身との葛藤の末に人間の醜さを描いた米津玄師の「Flamingo」をはじめ、“とにかくあいみょんが撮りたかった”と自身がビデオを回した「マリーゴルド」や「今夜このまま」、KID FRESINOの「Coincidence」などの制作の舞台裏に迫る。

2019年は、多角的に音楽と関わっていきたいと語る監督。今年もますますその活躍から目が離せない。