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「純平、考え直せ」
9月22日(土)より新宿シネマカリテ、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開
http://junpei-movie.com/
9月22日に公開される映画「純平、考え直せ」。奥田英朗氏の小説を原作にした今回の映画では、SNSをキーに青春活劇が描かれている。野村周平が演じるのは新宿、歌舞伎町のチンピラ、坂本純平。不良青年の熱演について、SNSにおけるコミュニケーションについてインタビュー。
―主役、坂本純平を演じられたわけですが純平は新宿、歌舞伎町のチンピラ。普段の野村さんのイメージとは大分違う人間ですね。
「こんな感じじゃないですか?(笑)。いや、こんなに任侠味が溢れている感じではないか」
―あはは!! でもこういう純粋な男ってカッコいいですよね。
「そうですね。実際にこんな人間は周りにはいないですけどね。仁義を貫くだとか、そういう男らしい姿勢を持っている人は好きですけど、暑苦しいと思ってしまう部分もあるかもしれないですね」
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―実際に撮影はいかがでした? 演じるうえで何か特別に役作りされたりしましたか?
「いえ、役作りとしては特別なことはしませんでしたね。今回は撮影期間も2週間くらいしかなかったですし、柳ちゃん(ヒロイン役の柳ゆり菜さん)と、とにかく仲良くならなくちゃいけないなって感じでしたね。芝居がやりやすくなるように。でも、この坂本純平は自分が憧れている兄貴分のために死ぬほど頑張る男なわけじゃないですか。僕も好きなもののためだったら、そりゃ死にはできないけど(笑)、全力を出せますからね。スケートボードにしても自転車にしても、やめろって言われたら嫌だって応える覚悟をしてやっているので、そういうところは自分と坂本純平の人間性に通じる部分があるのかもしれないですね。ちょっと違うかもしれないですけど、根底には似ている部分があるというか」
―気持ちの面においては比較的、素の状態で挑めました?
「そうですね…。これが素の姿、とは思われたくないですけど( 笑)」
―撮影期間が2週間程度だったということですが、演じるうえで大変なことも多かったのでは?
「本をもらってすぐ撮影に入って、という流れだったので特に何の準備もなく、という感じでしたけど、なんだろう…初心を思い出させてくれる作品だったので、そんなに無理はありませんでしたよ。もちろん集中して役にのめり込む期間が2週間続くわけなのでやはり疲れましたけどね。精神的にも簡単じゃないことなので」
―役者としてスタートした頃と今ではどういう部分が変わりました?
「さすがに、これだけ続けていますからね。良い意味で慣れはありますよ。何せいつまでも現場で緊張してしまうようじゃ主役はやれないですからね( 笑)」
INTERVIEWの続きは、本誌9月号[VISIONS]をご覧ください。
[VISIONS]
1.VISIONS:菅田将暉
2.VISIONS:小袋成彬
3.VISIONS:今里(STRUGGLE FOR PRIDE)