OTHER 2018.11.14

DIVIDUAL GIRL 02 ーSARA OGAWAー
from EYESCREAM NO.168

Photography—Toshiaki Kitaoka Text—Taiyo Nagashima
EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

10月1日発売のEYESCREAM NO.168から、多方面で活躍するガールズクリエイターにフォーカスした“DIVIDUAL GIRL”をお届けする。

WEBでは、紗倉まな(えろ屋/小説家)、小川紗良(女優/映画監督)、西村理佐(写真家/映像作家/アートディレクター)の3名をピックアップ。時代の多様性に寄り添い生きる彼女たちの心の内を覗いた。

SARA OGAWA

(女優/映画監督)

かつて、松浦亜弥の「自分で歌詞を書いてみたい」という相談に、松任谷由実は「きついことを言うようだけどやめたほうがいい」と前置きしてこう答えた。「作詞や作曲は、生活、生理と同じ。人が止めようが勧めようが、自分の欲求として幼い頃からつくっちゃっている」。小川紗良の表現にまつわる原体験を聞きながら、そんな逸話を思い出した。
「保育園の頃、周りの友人たちとパフォーマンスを考えて親たちに披露しました。舞台は公園でしたね。当時から絵本も描いていたし、つくることがずっと好きなんだと思います」。その言葉通り、現在彼女は大学に通いながら、女優、映画監督、絵本作家や執筆など多岐にわたって活躍している。「自分の中では一貫しています。今の年齢だからできる女優の役がある一方で、映画監督は長い時間をかけて向き合いたいものです。それぞれスピード感が異なるのだと思います。映画は作品として長く残って、人の記憶にも深く入り込むから、長い時間感覚で捉えています」。
生きることが表現することと等号で結ばれる。特別な感覚のように思えるが、あくまで等身大の素朴な魅力も放つ。「朝起きて元気が出ない日もあります」と語ったと思いきや、「作り手なので、不安定さはツイッターに書いたりせず作品という形で出したい」と表現への執心を静かに言葉にする。優等生のレールを降りて、作り手としての道を選んだ彼女は、僕たち観客をこれからどこへ連れて行ってくれるのだろう。

小川紗良

1996年東京生まれ。早稲田大学に通いながら、女優・映画監督として活動中。監督作「あさつゆ」「BEATOPIA」「最期の星」はゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて上映。初主演作「イノセント15」は国内外でロングラン上映された。2018年には主演作「聖なるもの」「ウィッチ・フウィッチ」が公開される。ライフ&カルチャーコミュニティ「she is」での執筆のほか、2018年10月からは日本テレビのドラマ「ブラックスキャンダル」に出演。絵本版「ちえりとチェリー」の文章の制作も行う。
Instagram@iam_ogawasara

DIVIDUAL GIRL
01 紗倉まな

INFORMATION

EYESCREAM11月号

10月1日(水)発売
お取り扱いは全国の書店、大型CDストア、Amazon等にて



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