週末だけベジタリアンになることで翌週を元気に始めるためのレシピ。連載2回目は、和洋折衷、エクレクティックな豆腐とナッツのサラダです。 豆腐はたんぱく質が豊富です。たんぱく質が肌や髪をつくっているので、良質なものを摂りたいですね。緑の葉野菜からはビタミンや繊維も取れて、例えば日曜日、1日中部屋で映画を見たり、本を読んでゴロゴロしていても、このサラダをモリモリ食べていたら月曜日をスッキリした気分で始められそう。 ローズマリーを始めハーブには抗菌作用があるものが多く、風邪など病気の予防にもなるので日常的に美味しく取り入れることをオススメします。 ほとんど混ぜるだけの簡単さなのにお洒落デリ、または洋風居酒屋気分でお酒とも相性よし。 豆腐自体の淡い味、葉物の苦味も楽しみつつ、ローズマリーの香りとドライトマトの塩気、ナッツと焦がし醤油のダブルのうま味でパンチもあります!!! オリーブオイルはマイルドで香り高いものを使うと美味しさがアップ。 ぜひ作ってみてください。
材料
豆腐 400g ルッコラ、ほうれん草、春菊、水菜など季節の葉物 たっぷり2掴み ドライトマト 30g (塩気をみて調整してください) ローズマリー 小さい枝2つ ナッツや種 お好きなもの色々 醤油 大2.5 オリーブオイル 大3
作り方 ドライトマトを小さく刻み、ローズマリーと一緒にお湯ほんの少々に浸し少し柔らかくする。(トマトが硬い場合のみ。半生タイプの場合はお湯は必要なし。お好みの食感にしてください) そこにオリーブオイル大3を加えておく。 豆腐を網に入れ重しをして水切りする。 ナッツを中火でじっくりと炒る。 香ばしく焦げてきたら、醤油大さじ1−1.5を鍋肌から加え、急いで混ぜながら焦がしつける。 ボウルに豆腐を手で小さくちぎり入れ、ドライトマトのドレッシングをよく混ぜる。 味を見て残りの醤油で調節する。 葉っぱを好みの大きさに切り、馴染むようにまぜ、最後にナッツを散らす。 「葉っぱを豆腐で合えたサラダ」と考えると、ポン酢も相性よさそう?とか、パクチーとピーナッツと醤油でエスニック風味?など、色々な味付けのバリエーションが生まれて楽しいです。冬は春菊や水菜も良いですね。 単品だったらもりもり2回は食べられる位の量ですが、軽いので、野菜を切ってフライパンでグリルしたものを付け合わせるとバラエティとボリュームが出ます。

– ハーブ野菜のBBQ –
材料
人参 一本 ズッキーニ 小1本 などお好みの野菜、冷蔵庫の残り オリーブオイル 大1 ハーブ(オレガノ、タイム、アニスパウダー、クミンシード 各小さじ1/4-1/3) オリーブオイル大1 プロセッコ、白ワイン、日本酒など 大1 塩 2つまみ
野菜を火が通りやすい適当な大きさに切る。 ハーブとオイルを容器に混ぜ、野菜全体をコートするようによくなじませる。 フライパンにオリーブオイル大1を温め、野菜を並べ、強めの中火でBBQする。 各面をきつね色に。 最後にプロセッコ大1を入れ素早く全体に絡め蒸発させる。 塩を振り整える。(すこーし強めが美味しいです。) プロセッコでマリネしてグリルした野菜を友達が作ってくれてすごく美味しかったので、それ以来真似して色々な野菜とハーブを組み合わせて試しています。 強火でグリルするだけとシンプルなのに、奥深いサイケデリックな旨み! 人参はそのものの味を感じられますし、ズッキーニはジューシーでとろけます。 今回は時間を取らずに作れるように、フライパンで火が通りやすく、生でも美味しい野菜を使っていますが、オーブンでじっくりできる方は色々な野菜をじーっくりで味がさらに濃縮!ビーツなど、ご飯がぐんぐん食べられるほどの旨みが出ます。
[WEEKEND VEGETARIAN] Vol.00 Vol.01
INFORMATION
あっこ/ 渡辺彰子 (ROKU Berlin) 1972年静岡生まれ。1990年より東京へ、レコード屋、派遣、洋服屋、コンビニ等のバイトから エイベックス、GAGAなどの大きい会社でのPR等様々な職業を経て、2005年3月、東京渋谷に静岡おでんの居酒屋ロクをオープン。2011年の震災をきっかけに2012年2月より急遽ベルリンに移住。 食に対する考えを新たに、その後ベジタリアンに移行し、2012年9月よりROKU Berlin (https://www.instagram.com/ROKU_Berlin/)としてケータリング事業を始める。新しいレシピの開発や料理の組み合わせを研究しながら、時間があればリサイクル・コラージュ・プロジェクトJA HAI YES( https://www.instagram.com/ja_hai_yes/)として裁縫しつつ。。最近はアフリカ料理をチェックしてます。GINZA webでもオルタナ通信連載中。