MUSIC 2023.04.12

bedがニューシングル「mother ship」をリリース。2023年・東京発、ダンスフロアを熱狂させるロックミュージック

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

東京を中心に活動するバンド、bedが4曲目となるシングル「mother ship」をリリースした。

痛烈だ。ドキドキする。今回のリリースにあたってのバンドからのコメントに「世界照準で現在進行のロックミュージックのテーブルに並べても独自性があり、勝っていると思えるような曲を作ること。2023年のロックミュージックを鳴らすこと。それがリリースにあたってのジャッジラインだった」とあるが、まさに。

ニューウェイヴの近未来感とサイケデリックな酩酊感、そしてパンクの衝動。ロックでダンスをする、という点において、2023年現在、これこそが有効なのだなと実感する。いま鳴らされるべき、そして聴きたい/感じたいのはこういった音楽だ。

となると次に体験したくなるのはbedのライブ。ちょうど彼らは4月22日に渋谷WWW Xにおいて、DJクルーSUPERFUZZとのパーティー『SLEEPWELL version 2』を開催する。同パーティー当日までの期間限定で、bedのライブ映像が現在公開されているから予習がてら見てみてほしい。bedがすでにひとつのムーブメントとなりつつあるのが見てとれるだろう。

bedとSUPERFUZZによる『SLEEPWELL』にLuby SparksとSisters In The Velvetが追加決定。合わせてbedのライブ映像全編が期間限定公開

以下、「mother ship」リリースに対してのbedからのコメントだ。

『東京で活動をスタートして1年。bedがライブバンドであるということは、まだごく小さな界隈ではあるが、ある程度まで周知できた自負がある。

そんな流れの中で、昨年リリースした3曲のシングルもまた、ライブ演奏の熱量、フィーリングを閉じ込めることに注力した(それはリスナーに対してでもあり、自分たち自身のためにでもあった)ものだった。

それに対して、2023年最初のリリースとなる今回の「mother ship」は、”ライブ感”という軸とは距離を多き、音源(リスニング)作品としてのクオリティーにフォーカスを合わせた。

そうなると、英米と日本との音源編集のセンスやレベルの差が立ちはだかる。その問題と対峙したうえで、世界照準で現在進行のロックミュージックのテーブルに並べても独自性があり、勝っていると思えるような曲を作ること。2023年のロックミュージックを鳴らすこと。それがリリースにあたってのジャッジラインだった。

音源を作るうえで、“完璧”だと思える日なんて永遠に来ないかもしれない。ただ、今回の「mother ship」で少なくとも第一コーナーは回れたのではないかと、今のところは思う。ロックやロック音楽の何かしらに興味のある人なら、きっと楽しめるはず』

INFORMATION

bed「mother ship」

https://friendship.lnk.to/mothership

bed × SUPERFUZZ presents SLEEPWELL version 2

日程:4月22日(土)16:00 – 22:00
会場:渋谷WWW X
チケット:前売3500円 / 当日4000円(ともに別途1ドリンク代必要)
出演:bed / No Buses / Gliiico / Luby Sparks / Sisters In The Velvet / SUPERFUZZ(DJ TAISHI IWAMI & MICHEL)
チケット:https://eplus.jp/sleepwell/

SUPERFUZZ -SLEEPWELL AFTER EDITION-

日程:4月22日(土)23:30 – 5:00
会場:渋谷Club Malcolm
入場:2000円(1ドリンク付)
DJ:TAISHI IWAMI / SHINJI MIYAUCHI(bed) / Cwondo / eitaro sato(indigo la End) / KEIGO & MUSASHI

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