CULTURE 2026.01.26

[Wandering Osaka]#05 爛々 萌々と巡るstandピピピッ!、 oh my 河‼︎、幸せ立ち呑み夢ごりら

Photography_Masahiro Yoshimoto, Text_Yuka Muguruma, Edit_Michika Kuriyama, Takuya Nakatani
EYESCREAM編集部

音楽、アート、ファッション、フード、スケボー、グラフィティ、そしてなによりもストリートカルチャー。いつもなにかおもろいことが起こっている、熱気に満ちた大阪の街にフォーカスする連載シリーズ「Wandering Osaka(ワンダリングオオサカ)」の5回目。街を知るには街の重要人物(もしくは街で遊びまくっている人!)に訊くのがイチバン、てことで今回は、お笑いコンビ、爛々の萌々さんにガイダンスしてもらった。ファッションアディクトとしても知られる彼女と行く、大阪立ち呑み三連発!

Recommender of the Month
爛々 萌々

NSC大阪校39期生。同期の大国麗と「爛々」を結成し、2022年『THE W』決勝進出。2023年8月から相方の体調不良によりピン芸人として活動、2025年12月にコンビとして舞台に復帰し話題に。「命燃やす」「きに!おおきに!」が口癖。Instagram:@ranran__momo

[出演情報]
タイトル:MOOD
日時:2026年2月11日(水・祝)開場18:30 / 開演19:00
会場:日本橋ポルックスシアター(大阪市浪速区日本橋4-14-3)
料金:前売り1,500円 / 当日1,800円 / 配信1,300円
詳細:https://pollux-theater.com/archives/11308

standピピピッ!


日頃のストレスを発散できる非日常空間
オールピンクの立ち飲みカラオケスタンド

ミナミの飲屋街にある雑居ビルの一室に、ネオンに彩られたピンク尽くしの世界が広がる。こちらは萌々さんの行きつけである、スタンディング式のカラオケバー。「芸人仲間や友達と飲んでいて、もう少し弾けたい時に利用します。明るくてノリのいい店長のかほぴは、いつも元気をくれる難波のお姉ちゃん的存在。上手くいかなかった日も楽しい気分になれて、明日からも頑張ろうと思えるんです」と笑顔で話す。チャージ料金500円、ドリンク一杯500円の超明瞭会計で、カラオケ歌い放題&お菓子食べ放題付きと手頃な価格設定。カラオケ好きの彼女に歌をリクエストすると、山本リンダの「狙いうち」を熱唱。身振りを交えつつ、力強いハスキーボイスで盛り上げてくれた。

Recommender’s Comment

「翌日が仕事で早起きの日は、かほぴがタイムキーパー役になってくれて、そろそろ帰らなあかんのちゃう? と声をかけてくれるんです。泥酔したお客さんに変に絡まれることがないよう、さりげなく私たちを守ってくれる気遣いも嬉しくて。最初は入るのに勇気が要りますが、女性だけで来ている方も多いので安心して楽しめますよ」

入店するとガラガラ抽選に挑戦でき、現金やドリンクチケットのプレゼントも。大当たりが出ると、なんとその日のお会計が無料に。

店内に設置したピンクのネオンサインは絶好のフォトスポット。写真を撮るならぜひこちらで。

壁には芸人さんのサインがたくさんあり、眺めているだけで楽しい。爛々をイメージしたイラストがかわいい萌々さんのサインを発見!

INFORMATION

standピピピッ!

大阪市中央区千日前1-6-8 的場ビル3F
営業時間:20:00 – 翌3:00 / 休:不定休
Instagram:@stand_ppp

oh my 河‼︎


おいしいご飯と気さくなおもてなしが光る
若手芸人の一日を締めくくる懐の深い一軒

萌々さんの主な活動拠点、よしもと漫才劇場から歩いて5分の立ち飲み。「劇場の出番終わりに利用します。店主の星河さんの作る料理がどれもおいしくて。大好きなサーモンいくらリエットを後輩が全部食べちゃって、ケンカになったこともありますね」と悪戯っぽく笑う。和・洋・中のエッセンスを融合した品書きの中でも、注文が入ってから土鍋で炊き上げる熱々の鯛めしが一押し。スパイスをたっぷり使ったビリヤニ風で、酒をぐいぐい進ませる。会計はお金の管理をしやすいキャッシュオン制、さらに喫煙OKというスタイルも、若手芸人にはありがたいポイントだ。乾杯の際は店内のドラを叩き、「今日もお疲れさま」と労ってくれるなど、エンタメ要素も満載。

Recommender’s Comment

「ガッツリお腹を満たしたい時はもちろん、サクッと飲みたい二軒目遣いもできる、使い勝手のいい立ち飲みです。星河さんの付かず離れずな距離感も心地よくて、後輩のファンファーレと熱狂の2人や同期のいつもたいしゃのしんじくんとよく訪れています。寒い時季は、入店したらカイロをくれるあったかすぎるサービスも!」

「やっぱりめちゃくちゃおいしい〜」と幸せそうな表情を浮かべる萌々さん。冬場は、ダシの染み込んだおでんをメインに提供しているそう。

独特なクセのあるブルーチーズの風味とハチミツの甘さとの絶妙なバランスが楽しめる。ハチミツ入りのブルーチーズさつまいもチップス400円。

とろけるように濃厚なサーモンコンフィにプチプチ食感が楽しいいくらの塩味を加えた、萌々さんお気に入りのサーモンいくらリエット350円。

一般的な「鯛めし」のイメージとは一線を画す、鯛の旨みがたっぷり詰まったスパイス炊き込みご飯。〆にもぴったりの一品だ。鯛めし800円。

店内奥の壁には、芸人さんを中心にたくさんのサインが。「萌々ちゃんも描いてってや〜」と星河さんに言われ、「嬉しい! 描かせてもらいますね」とかわいいサインを残していました。

INFORMATION

oh my 河‼︎

大阪市中央区千日前2-1-3
営業時間:18:00 – 翌1:00 / 休:火曜
Instagram:@oh_my_ga0412

幸せ立ち呑み夢ごりら


旬魚のおいしさと気取らない空気が決め手
わざわざ通いたくなる海鮮立ち呑み

活動拠点のミナミを離れ、萌々さんが密かに通う大阪駅前ビル内の人気海鮮スタンド。「ロケが上手くいかなくて、今日は一人で飲んで帰ったろ、と半ばヤケクソでお店を探していた時、店頭にあるゴリラのオブジェに惹かれて入ってみたら大当たり!」と彼女。魚介を使ったメニューはどれも絶品で、驚くほどリーズナブル。「毎回造り盛りを頼むのですが、いつ来ても想像以上のボリュームにびっくりします(笑)」。毎朝市場で仕入れる鮮魚や野菜を生かした料理は、定番に加え、旬を感じられる日替わりの一品もバリエ豊かにそろう。隣の人と距離が近いスタンディング式で、訪れるたび新しい友達ができるのも魅力。大阪ならではの立ち呑み文化を体感できる。

Recommender’s Comment

「2号店は14時から開いているので、早く仕事が終わった時に一人でふらっと立ち寄ることが多いです。難波からは電車で10分ほどの距離ですが、普段ミナミにいる私からすると、ちょっとした旅行気分になれる。日本酒や焼酎も種類豊富で、お酒が好きな方にもおすすめ。魚介が本当においしいので、ぜひ食べてみてください!」

分厚くカットされた造り盛り合わせ500円。内容は日替わりで、取材時は、タコ、タイ、ハマチがラインナップ。関西では“おばけ”として親しまれる、酢味噌で味わうクジラの尾びれ付き。

皮目はパリッと、中はふっくらジューシーに焼き上げたイワシは、脂のコクのある甘さが堪らない。イワシの丸焼き1尾480円(大きさによって金額変動有)。

ゴリラのイラストとロゴが入ったオリジナルグラスもかわいい。萌々さんは、一杯目は瓶ビール、2杯目以降は芋ソーダを飲むのがスタンダード。気分が乗ってきたら、日本酒を嗜むことも。

INFORMATION

幸せ立ち呑み夢ごりら

大阪市北区梅田1-3-1 大阪駅前第1ビル B2F
営業時間:
<1号店>17:00 – 23:00(LO.22:00) ※火16:00-、土15:00-
<2号店>14:00-23:00(LO.22:00)
休:<1号店>木曜、日曜 <2号店>火曜、日曜
Instagram:@yumegorilla0621

【Wandering Osaka】

#01 岩井祐二と巡るCity Lights : Donuts、LIGHT YEARS OSAKA、Family Tree Bottles
#02 植杉友恵と巡るTOLMA、su、洗濯と喫茶 廻廻
#03 サカモトタイチと巡るVOYAGE KIDS、club daphnia、tamutamucafe
#04 daichicrewと巡るTASOGARE COFFEE、ACHROMA、お料理 横目

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