Interview: JOYEUX 
ーブランドの成長を二人三脚で取り組むファッションショールームの目指している道は?ー

Interview: JOYEUX 
ーブランドの成長を二人三脚で取り組むファッションショールームの目指している道は?ー

ここ数年、ファッション業界で新たな道を切り開いているあるチームの名前をよく目にすることが多くなった。それはJOYEUX。2021年創業で今年で5年目だが、熱量の高いブランドをクライアントとして多く抱える、新進気鋭のファッションマーケティングチームだ。実際、何が強みなのか? 代表の西田をはじめ、スタッフにもそれぞれ聞いてみた。

西田:最近はブランドのコンシェルジュに、を合言葉にしています。どういうチーム?と言われるのが一番困るのですが、JOYEUXはPR会社ではなくマーケティングやコンサルに近い立ち位置のショールームです。競合がいないため他社様と比較できないのですが、自分たち自身がブランドの中の人の意識で取り組ませていただくことを特徴としています。今、ブランドの成長において必要なことはマーケティングという言葉に収まらず、PR、SALES、SNSなど、全方位の取り組みが必要となっています。私も元々、ブランドの出身なのでブランドの内部の人の苦労や大変さが手に取るようにわかります。また最近は”働き方”の問題もあり、人が一日に出来る業務量に時間的な制限があります。それを社外に出すことで補填するのがPRではこれまでのプレスルームの立ち位置でした。ただ、プレスルームもPRの得意領域の業務だけではブランドの成長は見込めないということに会社員時代に気付いていたので、ある意味、何でもやるチームがいても良いのではないか、という考えのもと、JOYEUXを立ち上げました。

南青山のショールームを牽引するのは業界歴20年を超える木村と、昨年チームに加わった2年目の大嶋の2名。
2人でプレスルームが日常的に行う業務のほぼ全てを対応している。

木村:メインの業務はPR会社のそれですが、ショールームには毎日10件以上のスタイリストやメディアからリース依頼が届くので対応しています。PR業界は”繋がり”が大事なので、この業界で長く働けていることに感謝しています。スタイリストの方も編集の方も結局は人なので、ブランドの強さで戦うのではなく、人と人との繋がりを意識して、それをブランドに還元出来るように意識しています。

大嶋:まだチームに加わって短いですが、私に求められているのはファッションへの感度なのでそれを意識して現場に立つことが多いです。JOYEUXに来るスタイリストの方々からも「若者が好きなのってどれ?」と直球な質問をいただくこともあるので、自分の感性を展示会やデザイナーの方々とのコミュニケーションの中でも磨いています。

PR以外の業務は代表の西田と土手が担当。
元々ナショナルブランドのSALESやPRを担当していた土手が、ポップアップなどのリアルイベントの企画立案や、
メディアへのキャラバンなどのコンタクト、コラボ施策のリサーチやコンタクトなど、フィジカルに特化した業務を行っている。

土手:僕はフィジカルな動きが特に強いので、ブランドの方からも口より先に動いていると言われることが多いです。個人的に、特に音楽のカルチャーが自分のバックボーンにはあるのでそういったファッション×カルチャーを求めているブランド様との業務は特に楽しいですね。

西田:20社を超える素晴らしいブランドと契約いただいて、A社の仕事で培った技術や繋がりをB社に、そして同じくC社に、というように知識や技術も止めない事、「循環」を意識しています。ブランドが成長するのはある程度お金を積めば出来ると思いますが、人を感動させるような情緒的な感情を揺さぶってこそのファッションなので、絶対的な法則はありません。ただ、「人気のブランドがやっているのにまだまだなブランドが出来ていないこと」もはっきり分かってきました。最近はそれらをJOYEUXなりに言語化してフィードバックを行っており、ブランドの方々から純粋に喜んでいただくことが増えてきたと感じています。ブランドの中の人以上に愛を持って、ブランドの成長があって、初めてJOYEUXも成長するので、これからもコツコツ続けていきたいと思います。

INFORMATION

JOYEUX

JOYEUX 公式サイト:https://joyeuxsr.com/