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日本のロックシーンの最前線を圧倒的な熱量で牽引し続ける4人組バンド・04 Limited Sazabys。主催フェス『YON FES』の10周年という大きな節目を終え、秋には待望のワンマンツアーを控える彼らが、英国発のUMBRO、そしてカルチャーのハブであるFREAK’S STOREとのトリプルコラボレーションを結実させた。常にストリートカルチャーと密接にリンクしてきた彼らだからこその視点で解釈されたアイテム群は、抜群の機能性と遊び心が同居する、ライブの「ステージ」と「日常」を繋ぐプロダクトに仕上がっている。

四人のルーツとそれぞれのマイルール
ー今回、UMBROとFREAK’S STORE、そして04 Limited Sazabysのトリプルコラボが実現しました。皆さんの中でUMBROに対するブランドのイメージはありますか?
GEN(Vo/Ba): やっぱりイングランド代表や、インテルといった海外サッカーのユニフォームのイメージが強いですね。僕自身、昔サッカーをやっていたんですけど、アンブロのレガース(脛当て)を愛用していました。
KOUHEI(Dr):僕も小学生の頃にサッカーをやっていた時、アンブロのトレーニングシューズを履いていました。当時、それを履いて練習に行くと、周りのコーチから「え、アンブロ履いてるの? 通だね」って一目置かれるのが、子供ながらに嬉しかった思い出があります。
GEN:マンチェスター・シティのユニフォームとか、昔のアンブロのやつじゃなかったっけ?あとは音楽で言うと、オアシスのギャラガー兄弟が着ていたイメージもあります。
ーオアシスとアンブロはコラボもしていて、音楽とスポーツカルチャーが交差した元祖でもあります。フォーリミの皆さんは、常にストリートカルチャーやファッションと密接にリンクしている印象があります。皆さんの普段のお好きなスタイルを教えてください。
KOUHEI:僕は基本的にあまり主張の激しくないデザイン、モノトーン系が多いです。あと一番気にしているのはシルエットですね。実は割と筋肉質な方なんですけど、それをあえて隠せるオーバーサイズの服を選んでいます。筋肉があるような顔じゃないと自分でも思うので(笑)、全体のバランスを見てサイズ感を調整しています。
HIROKAZ(Gt):僕はシンプルなデカめのTシャツを選びがちです。カルチャー的にはスケーターファッションがずっと好きで、昔はもうちょっと派手なものも多かったんですけど、今はだいぶ落ち着いてきました。
RYU-TA(Gt/Cho):僕は大体、ワークパンツとかゆったりしたTシャツが好きで、バンドTシャツが多いかもしれないです。それにキャップを被るので、テイストとしてはストリート寄りですね。
GEN:僕もサイズ感やシルエット、形はやっぱり重視しています。その上で、どっかしらに「色」を入れたいと思っていて。大人になってきたからこそ、コーディネートのポイントに可愛いポップな色を入れたがる傾向がある気がします。
機能性とストリートの融合。自分流に着崩すコラボウェア
ー今回のトリプルコラボアイテム、実際に今日着用してみていかがですか?
KOUHEI:僕が今日着たプルオーバーの素材感が軽くて、動きやすいのでとても気に入っています。日常的に野球をやっているので、試合用じゃない普段の練習時とかアクティブなシーンにすごく使えるなという印象です。ウィンドブレーカー的でもあるし、軽くて着やすい。あと、首回りのリブにラインが入っているのも、ワンポイントになっていていいですよね。
HIROKAZ:サンプルが上がった時にフリークスさんへ見に行かせてもらったんです。そこでロゴの色味などの意見を反映してもらい、めちゃくちゃ良い仕上がりにブラッシュアップされました。僕が着ている黒は派手すぎず普段着としてすごく着やすいですし、GENが着ている青は「ザ・ゲームシャツ」って感じでキャッチーですよね。
KOUHEI:青はどっちかっていうと“侍(日本代表)系”だからね。これ着てサッカー観戦のテレビに映り込んだら、一人だけ目立って最高だと思う(笑)。


ーこれからのフェスや夏の時期にもってこいの速乾性と機能性ですよね。GENさんはいかがですか?
GEN:僕は今日この青を着させていただいたんですけど、ぜひライブでも着たいですね。黒も可愛いですが、タイミング的にサッカーワールドカップもあるので、応援ムードのうちはこの青で行こうかなと。


ーもし、このアイテムを皆さんの私服に取り入れるなら、どんなコーディネートを楽しみたいですか?
KOUHEI:僕はライブ中、基本的にはずっと短パンなんです。ステージ上だとドラムセットに座っているからあんまり見えないんですけど(笑)、グレーは好きな色なので、普段使いでも短パンと合わせてスポーティに合わせたいです。
GEN:今日はソックスを紫にして色味を足したんですけど、トップスの赤の要素を拾って、あえて赤いちょっと派手めなハイソックスとかを合わせても、パンチがあって可愛いのかなという気がします。普段はあんまりやらないですけど、スポーツっぽいアイテムなので、ヘアバンドとかを合わせてラフに着崩すのも良さそう。
HIROKAZ:僕の着ている黒は本当に何にでも合いそうなカラーなので、キレイ目のスラックスでもいいし、短パンで身軽な夏っぽい感じにしてもいいなと思います。


日常を駆動する4人の”FREAK”論
ー今回のコラボのハブである〈フリークス ストア〉の「フリーク」には“偏愛”や“熱狂”という意味があります。皆さんが今、音楽やファッション以外で「これだけには愛を注いでいる」という偏愛アイテムや夢中になっていることはありますか?
KOUHEI:僕は野球とゲームと犬にしか時間を使ってないです(笑)。トイプードルとポメラニアンの2匹を飼っているんですけど、めちゃくちゃ可愛いんです。野球に関しては、休みの日にやるどころか、今日も朝からやってきました。日常的にライブ前でもガシガシ草野球をやっています。野球を通じていろんな業種の人とも繋がって、とても良いコミュニケーションの場になっています。
GEN:僕はラーメンですね。本当に週に3〜4回くらい食べてます。いわゆる二郎インスパイア系とか家系とか、パンチのあるやつが好きで。僕は普段、そんなに量をたくさん食べるタイプではないんですけど、ラーメンに関してはその「スタイル」含めて心打たれているので、ライス無料だったら絶対につけますし、大盛り無料なら絶対に大盛りにします。「ラーメンに対しては大盛りの姿勢で挑む」みたいなロックな精神があります(笑)。
KOUHEI:ラーメン300グラムはペロッと食うくせに、カレーは200グラムとかね(笑)。
GEN:ラーメン屋さんにはパンクを感じるんですよ。店主さんが厳しいお店とかもあるから、真剣な顔でダラダラせずにサッと食って「ごちそうさん!」って帰る。あの真剣勝負感が好きなんです。ツアーで各地を巡る時も地方の土地柄が出るラーメンをめちゃくちゃチェックしますし、RYU-TAもラーメンが好きで自分で作ったりもするので、こまめに情報交換しています。
RYU-TA:Googleマップとかで「ここ美味しかったよ」って共有し合ってますね。僕自身、家でラーメンを作っていた時期もありましたし、YON FESでも『麺や おがた』というラーメン屋を出店させてもらったりしているので、昔からずっとラーメンは大好きです。
GEN:RYU-TAは多趣味だよね。
RYU-TA:今一番長い時間ハマっているのはゲームですね。『イーフットボール』というゲームを2018年くらいからずっとやっていて、しっかり課金もしています(笑)。あと、一番の偏愛でいうとサウナですね。ツアー中に地方で前乗りしたりすると、一人でサウナへ行ったりしています。
GEN:水風呂の冷たさとか外気浴スペースの有無とかね。古い渋い銭湯とかもスタイルがあって良いよね。
RYU-TA:そう、外気浴スペースがなくても、街の小さな銭湯のサウナでいいんです。
GEN:全く温度調整をさせてくれない「熱っ!」ってなるような厳しい銭湯とか、番台の厳しいおばあちゃんとかも含めて、僕はそこにパンクを感じてリスペクトしちゃいますね。
HIROKAZ:僕はプラモデルとかも好きなんですけど、最近それ以上に一番熱狂しているのは「ホームセンター」です。自分の部屋の壁紙を張り替えたり、床のフローリングを自分でリフォームしたりしてみたら、楽しすぎて止まらなくなっちゃって。何かしら工具や木材が足りないってなって通っているうちに、ホームセンターにある便利アイテムの数々の魅力にどっぷりハマりました。木材コーナーや工具コーナーに行くと、本当に抜け出せなくなって何時間もいちゃいますね。
GEN:めっちゃわかる。あの木材コーナーを抜けた先にある観葉植物とか温室コーナーの、水がポコポコ鳴っていて肥料の匂いがする独特の感じ、ワクワクするよね。あとホームセンターで木材をカットしてもらう時、10カットまでタダだから「どう切り出せば節約できるか」とか考えることが楽しい。
HIROKAZ:そうそう(笑)。結局買うのはお目当てのものだけなんですけど、最近はどこのお店に行くよりもホームセンターにいる時間が一番楽しいですね。
10周年の『YON FES 2026』を越えて、次なるステージへ
ーこの記事が公開される7月上旬頃には、10回目の節目となる『YON FES 2026』が無事に終了しているタイミングとなります。10年間守り続けてきたこのフェスは、今やバンドやファンにとってどんな場所に育ったと感じていますか?
GEN:始める当初は行政も含めてハードルが本当に高かったのですが、10年続けてきたことで愛知県の方々にも広く「YON FES」を認知していただけてとても嬉しいです。電車の車掌さんがアナウンスをしてくれたり、駅近くの居酒屋さんが「ヨンフェス割」をやってくれたり、自分たちのやってきたことが街にまで影響を起こせている実感があって、すごくやりがいを感じています。
ー普段のフェスに出演する側と、仲間を迎えて主催する側では視点が変わりますか?
GEN:自分が主催をやるようになってからは、他のフェスに出演する時も「この心遣い素敵だな」というポイントを積極的に取り入れるようになりました。主催の時は、自分たちが目立ってやるぞというより、参加してくれる仲間やお客さんがどれだけ楽しんでくれるかという気持ちがとにかく一番強いです。10年間一緒に作ってきた信頼できるスタッフチームとも、毎年安心して楽しみながら開催できています。
ーそしてこの秋には、待望のワンマンツアーが開催されます。当日会場に足を運ぶファンの方、この記事を読んでくださっている方へ、メンバーの皆さんから一人ずつメッセージをお願いします。
RYU-TA:僕らは相変わらずライブをたくさんやっているライブバンドですし、色んなフェスにも出させてもらっていますが、ワンマンは僕らのことを特別に愛してくれている人たちが集まる場所。絶対に特別なライブにしたいと思っているので、楽しみに待っていてください。
HIROKAZ:ありがたいことに色んなフェスに呼んでいただける一方で、ワンマンライブは実はすごく貴重で大事な場所になってきています。だからこそ、このツアーは僕らも一本ずつ大事にまわりたいし、お客さんにとっても大事な時間にしてもらえたら嬉しいです。ぜひ、今回のアンブロのコラボTシャツを着て、ライブ会場をみんなで埋め尽くしてくれたら最高ですね。
KOUHEI:みんながアンブロを着てライブに来てくれるのをドラムの特等席から楽しみにしています。ツアーまでに新曲ができていたらいいな…という気持ちで、これから制作も全力で頑張ります。
GEN:今回のコラボアイテムみたいな、シャカシャカした速乾性のある生地感ってライブ会場での需要がめちゃくちゃ高いんですよね。うちの物販でもこういう素材は一瞬で完売しちゃうので、お客さんも待っていたんじゃないかな。会場がこの青や黒で埋め尽くされるのが楽しみです。RYU-TAも言ったように、ワンマンツアーは僕らにとって特別な思いを持ってくれている方々が集まる場所。ラーメン屋で例えるなら「一番味にうるさい太客の常連さん」が揃うホームの空間(笑)。だからこそその関係性に甘えず、一番厳しく僕らの音楽をジャッジするお客さんだと思って臨みたい。その頃には新しい武器(新曲)も揃っている予定なので、ぜひ楽しみにしていてください。