CULTURE 2018.10.24

THE NORTH FACE × BEAMS MOUNTAIN FESTIVAL 2018 フォトレポート 〜都市と街を繋ぐ新たな形〜

photography_jyunichi higashiyama, cho ongo, saki yagi
EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

アウトドアをどう楽しむか。都市での生活を切り離すことのできない我々にとって、自然は新たなレクリエーションの場であり、そこにはありとあらゆる楽しさが満ちている。
ギアやウェアを作るだけではなく、アウトドアカルチャーを実際に体現しているTHE NORTH FACEと外遊びカルチャーを表現するスローガン「HAPPY OUTSIDE BEAMS」を推進しているBEAMSが初めてコラボレーションし開催したアウトドアフェス、MOUNTAIN FESTIVAL。去る8月25、26日の2日間に亘り、長野県は野沢温泉村のスタカ湖キャンプ場で開催された本イベントでは、今、人々から求められているであろうアウトドアカルチャーの在り方が提示されていた。アウトドアギアやウェアとは本来、大自然の中で着用してこそ活躍するものである、そんな両者の熱い思いを実際に体験してもらうべく、アクティビティとしてクライミング体験やヨガ、スタンドアップパドル、トレイルランニングにマウンテンバイク体験などが行われ、夜はBBQが振る舞われた。それだけに終わることなく、Yogee New Wavesがエクスクルーシヴなライブを行い、参加者を特別で幻想的な時間へ誘う、MAYU KITAHATAのDJで湖畔が静かに揺れた。キャンプとは言っても、経験の浅い人間でも存分に楽しめるように、入念な準備もされていた。そこには計算されつくしたホスピタリティやTHE NORTH FACEとBEAMSがそれぞれのフィールドで培ってきたアウトドアへの価値観、哲学、アイデアも沢山詰まっていた。

太陽が出れば草木の息吹が感じられ、土の香りにノスタルジーを感じさせる。霧が一帯を包みこんだかと思えば、満天の星空に月が浮かぶ、まるでここが日本であることを忘れてしまうような別世界になる。時には雷雨にも遭遇し、自然の驚異を体感する。そこで行われていたことのすべてが夢のようだった。都市を現実とするのであれば、この2日間、スタカ湖に広がった空間は桃源郷そのもの。それは、このような光景であった。

いかがでしたか? アウトドアの楽しみ方は常に進化している。忙しくて山へ行く時間が作れないという人も多いだろうが、時間とは作るもの。その価値があるのだということが、この写真を介して伝えることができれば幸いだ。

INFORMATION

THE NORTH FACE × BEAMS MOUNTAIN FESTIVAL

http://www.beams.co.jp/special/mountainfestival2018/index.html

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