ART 2021.07.11

山本修路による個展。一つの樹木の物語がオイルペインティング、木版画、ラジオ、インスタレーションと展開される

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

「大自然と人間の関わり」をテーマに日本各地を旅し、フィールドワークを行う山本修路による個展「樹木学 A natural history around trees」が、神宮前HARUKAITO by islandで7月16日から開催される。

埼玉県越谷市と青森県十和田市を拠点に、庭師のバックグラウンドを持ちながら、米作りから携わる酒造り、メープルシロップ作り、それらを基にした林業についての考察など、多岐にわたる活動をおこなう山本。本展では、「ある一つ」の樹木の自然史に焦点が当てられ、山本の紡ぐ一つの樹木の物語が立ち現れる。この物語の実現のため、オイルペインティングを中心に木版画、フォトブック、ラジオ、インスタレーションと領域横断的に展開されるほか、会場全体をウッドデッキが覆うという。詳しくは本展キュレーターの髙木遊によるコンセプト・ステートメントに詳しいので、なーんか気になるな……となったなら、ここで読んで、その全貌の一端にふれてみてほしい。

INFORMATION

「樹木学 A natural history around trees」

会期:2021年7月16日(金) – 8月9日(月・祝)
13:00 – 19:00 ※月〜水休廊、最終日8/9は開廊
会場:HARUKAITO by island(東京都渋谷区神宮前6-12-9 BLOCK HOUSE 2F)
作家:山本修路
キュレーション:髙木遊
協賛:渡辺歯科医院、pax
特別協力:TŌGE

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