ART 2021.11.14

台湾人アーティスト・Teom Chenの日本初個展が京都の新スポット「INTA-NET KYOTO」にて開催

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

去る10月23日にオープンした京都・三条京阪のカルチュラルスペース「INTA-NET KYOTO」にて、台湾人アーティスト・Teom Chen(テオム・チェン)の個展「ナガヤ・フィジックス」が11月21日(日)まで開催中だ。

Teom Chen(テオム・チェン)

テオム・チェンは台湾出身のメディア・アーティストで、デッサン、アニメーション、ゲーム 3DCG デザインなどを独学で習得し作品を制作。近年では台湾のシンガー、9m88(ジョウエムバーバー)のMVを制作し注目を集めた。
テオムにとって国内では初となる「ナガヤ・フィジックス」では、本展にむけて再制作された過去作品2点と、「INTA-NET KYOTO」のこけら落としのための最新作品が展示されている。なお、最新作品はサイト・スペシフィックな内容にも関わらず、テオムが来日することなく、調査・創作・インストールをオンライン上で完結。全て遠隔にてキュレーションが行われた。

また、最終日の11月21日(日)にはクロージング・トークとして、テオム・チェンと山口情報芸術センター(YCAM)のキュレーターのレオナルド・バルトロメス(通称:バルト)、本展キュレーターの池田佳穂の3名により「ナガヤ・フィジックス」を締めくくるトークイベントが開催される。Instagramにてライブ配信も行われるとのことなので、ぜひチェックしてみては。

レオナルド・バルトロメス

池田佳穂

テオム・チェン

台湾出身のメディア・アーティストで、デッサン、アニメーション、ゲーム 3DCG デザインなどを独学で習得し、作品を制作。2017年から中国のエレクトロニック・ミュージックのハウイー・リーのオーディオビジュアルを手掛け、国内外の音楽シーンで高い評価を得る。また近年では台湾のシンガー、9m88(ジョウ エムバーバー)のミュージックビデオを制作し、注目を集めた。テオムの作品は音響や映像、モーションセンサー等の最新機器を組み合わせ、ダイナミックに観る者を魅了する。作品テーマは多岐にわたり、時には東洋哲学の影響を受け、「対立」「相互補完」「順応」「調和」の観点から社会を捉え、現実世界を超越した作風を用いることで、辛口なユーモアを交えて自身の考えを表現している。

INFORMATION

テオム・チェン個展
「ナガヤ・フィジックス」

日時:2021年10月23日(土)~11月21日(日)
15:00-20:00 ※月・火・水休み
場所:INTA-NET KYOTO
(京都市左京区大菊町120-6)
入場料:無料

Instagram:@kyoto.intanet

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