ART 2022.01.07

ストリートと現代美術を横断するグラフィティライター/アーティスト、DIEGOの個展「MY SOCIAL LADDER」が開催

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

路上を舞台に表現を行うグラフィティライターであると同時に、スプレーやペンキで絵画作品を制作するアーティスト、DIEGOの個展「MY SOCIAL LADDER」が馬喰町PARCELにおいて1月8日から開催される。

街で普段なにげなく目にするモノをユーモラスに擬人化したキャラクターを抽象絵画として描くDIEGO。近年はSIDE COREの一員としても、ワタリウム美術館による芸術祭「水の波紋 2021」、京都府が開催する「Alternative Kyoto」、国際芸術センター青森での個展「under pressure」など多数のアートプロジェクトに参加し、幅広い注目を集めている。

今回発表する新作シリーズでは、脚立や木材など建築資材を思わせる構造物が複雑に絡み合う様子が絵画作品として描かれるほか、資材置き場を模したインスタレーションや無人の工事現場にDIEGOが介入するパフォーマンスを記録した映像作品も展示される。

以下、アーティストステートメントだ。

グラフィティをする時も、他の制作をしている時も、気がつけば資材置き場みたいな場所にいる。
錆びた壁に、乱雑に単管とか足場とか木材とかが建てかかっていて、人の気配が無い。
普通はそう言う場所に寂しさを感じたり、目を背けたりしたくなると思うが、自分はそういう場所に魅力を感じたり、そこに打ち捨てられた物に愛着が湧いてくる。
そういう場所や物を一言で言うならば、「都市の隙間」「あいだの時間」または「新しい始まりの予感だ」。今回展示する作品も資材置き場がテーマとなっていて、置き去りにされている脚立とか資材がモチーフのキャラクターを描いている。ギャラリーは些か小綺麗な空間で窮屈にも感じるが、一歩建物の裏側に回ればそんな感じになっているし、馬喰町の街中で似たような場所を探すのは容易い。今回の展示ではギャラリーにいながら、そういう場所への想像力を広げたり、打ち捨てられた物が動き出すような存在感を感じたり、自分が見ている「外の魅力」を伝える機会になればいいなと考えている。

INFORMATION

DIEGO solo exhibition “MY SOCIAL LADDER”

会期:2022年1月8日(土) – 2月27日(日)14:00 – 19:00
会場:PARCEL(東京都中央区日本橋馬喰町2-2-1-1F)
休廊:月・火・祝

・オープニングレセプション:1月7日(金)18:00 – 21:00

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