大阪ベースのペインターUC EASTによる個展『comb』が、八丁堀CENTER/EDOにおいて12月11日まで開催中だ。

UC EASTは徳島出身、大阪在住。クラブカルチャーに触発されライブペイントから活動を開始して以降、“ライブ”であることに重点を置いたパフォーマンスをさまざまな音楽家と作り出している。最近では2022年春のMADSTORE UNDERCOVERとのコラボレーションも話題となるなど、アート〜音楽〜ファッションと横断しながら活動している。

本展は、出産後初の個展として今年9月に高松で行われた展示の続編として、新たに作品を追加する形で構成。1m×1mのペイント作品2点をはじめ、大小さまざまな作品が展示されている。手で直接ペイントしていくこれまでの即興的な手法から、刷毛を用いることで重層的かつ生命そのものを連想させる濃密で鮮烈な表現へとアップデートされた、作家の新たなビジョンを体感できる展覧会となっている。