日本のアートシーンにおいて国際的に活躍するキュレーターの人材が不足している実情を踏まえ、東京・根津のキュラトリアルスペースThe 5th Floorが本日2月1日より3月29日の期間でクラウドファンディングを実施する。

The 5th Floor は2020年に設立以来、「キュラトリアルな遊び場」としてスペースを運営し、さまざまなプログラムを実施することで若手キュレーターのための実験の場をつくり出し、日本の現代アートシーンを牽引することを目指してきた。毎月約1本ずつ開催される展覧会をはじめ、国内外のアーティスト／キュレーターが集まるオンライン・ワークショップの開催や、渋谷パルコ内にある10代向けのカルチャースクールGAKUにおいてキュレーションの授業を行うなど、さまざまな取り組みを続けている。

設立から5年目に突入するにあたり、「日本のアートシーンの未来をつくる」ために、アーティストと並走できるキュレーターの存在が必要不可欠だという姿勢のもと実施される今回のクラウドファンディング。今後の活動を飛躍させることを目的とし、目標金額を500万円に設定。目標金額を達成した場合のみ支援金を受け取ることができる「All or Nothing」のプロジェクト形式となっている。