アーティスト、オートモアイによる個展が福岡のSORTone Fukuoka、OVERGROUNDの2会場において3月6日より同時開催される。

オートモアイは2015年からモノクロでの作品の制作を開始、2018年からはカラーも多用し、匿名性の高い“存在”が画面に佇んでいるような作風で知られるアーティスト。人間同士の関係性や、作品と鑑賞者の関係性など、必要な情報が削ぎ落とされているからこそ見えてくる景色と情景を提示している。

本展は「Turquoise from Bolivia」（2024, 焚書舎）の刊行を記念したもので、SORTone Fukuokaでの「Soul as a butterfly, or the soul of a butterfly」展では油彩と新作ペインティングを中心に展開、OVERGROUNDでの「Anonymous」展では8mを超える大型スカルプチャーとドローイングをモノクロで展開される予定となっている。