「おかねの価値とは何か？」　演劇型マーケット「おかしなおかね」が開幕。コムアイと村田実莉によるHype Free Waterが企画

アーティスト、コムアイとビジュアルアーティストの村田実莉によるコレクティブ「Hype Free Water」の企画する演劇型マーケット「おかしなおかね」が、10月19日、10月20日に新宿歌舞伎町・王城ビルにおいて開催される。

本イベントのテーマは、「おかねの価値とは何か？」という問い。架空の銀行「地球銀行ホイホイ」から発行されるオリジナル通貨「ぺ〜ら」を使った演劇型マーケットとなる。「ペ〜ら」には一定の価値は存在せず、一定の入場料に対し数量、大きさ、形式はランダムに発行され、来場者はぺ〜らを手にした瞬間から「Hype Free Water」が描く世界の住人となる。

会場では、ぼく脳、YAGI EXHIBITION、ファンタジスタさくらだ、TOMMY（BOY）、Keeenue、田中かえ、イシヅカユウ、Niko Wuなど約40名のアーティストによるマーケットを展開。貨幣が変われば品も変わり、日本円では売買されないようなものが並ぶ可能性があるという。マーケットのほか、ワークショップやトークショー、オークション、そして10月20日19時からは食品まつりとコムアイによるスペシャルおかねセッションも実施される。

近年、仮想通貨や贈与などさまざまな資本主義の考え方が謳われているなか、改めて「価値」について自分主体で考える前代未聞のイベントとなる。