ART 2020.12.17

中瀬萌と嶌村吉祥丸による二人展「entropy」がhaku kyotoで開催

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

蜜蝋を用いた世界最古の絵画技法でもある”エンカウスティーク”を独自の方法で取り入れ制作を行うアーティストの中瀬萌と、国内外で活躍する写真家であり、キュレーターとしての顔も持つ嶌村吉祥丸。この両者による二人展「entropy」が京都のhaku kyotoで12月30日まで開催中だ。

近年は蜜蝋のほかに、油絵や石膏でのペインティング作品も発表し、平面と立体の概念を問う作品を作り続けている中瀬。同展では、中瀬が制作を行なっているアトリエ内を撮影した嶌村の写真作品と、中瀬の絵画作品が空間内に混在。中瀬のアトリエを嶌村の視点で切り取った写真には、アトリエの中の時間の経過や中瀬の痕跡が見てとれ、展示空間には実際の中瀬のアトリエから移動してきた物も存在する、という内容となっている。

INFORMATION

中瀬萌 + 嶌村吉祥丸「entropy」

会期:2020年12月12日(土) – 12月30日(水)11:00 – 19:00 ※火曜定休
会場:haku kyoto(京都市下京区中之町566)

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