大阪・中崎町を拠点に広く“編集”活動をおこなうSTAND MAGが制作するフリーマガジン「NAKAZAKI ACT」が創刊。中崎町の約50店舗およびSTAND MAGのポップアップスペースにおいて1月20日より限定配布される。

梅田から徒歩圏内にある中崎町は、太平洋戦争時の空襲被害を奇跡的に免れたため、現在もなお昭和の面影が残るエリア。住む場所・働く場所・食べる場所が混ざり合う不思議な街であり、老若男女からツーリストまで多種多様な人々が行き交う街としてそこに存在している。

その中崎町の魅力を掘り下げるべく、同マガジンは「サ活」をキーワードに展開。サウナに入る、サテン（茶店）でお茶をする、サンポ（散歩）をする、サンパツ（散髪）をする、サケ（酒）を飲むなど、中崎町の特徴をピックアップした「サ活」特集を筆頭に、中崎町のサイコウ（最高）に面白い人、現存するものとしては大阪サイコ（最古）のクラブNOONについて、さらにはモダニズムスタイリング企画にサンドウィッチ事情、ひそかに盛り上がる裏中崎についてなどなど、愛すべき中崎町のヒト・モノ・コトを徹底的に詰め込んだ全52ページとなっている。

中崎町ならではの濃密な空気感が詰まった限定3,000冊。“そこ”に行かないと手に入らないというのもそそる。