今日はなに着てライブハウスへ向かおうか。きっと汗ばむだろうけどやっぱり着たいのは最近買ったあのトップスと、カバンはロッカーに入れるほどじゃないしこのトップスにショルダーが斜めに入る感じもちょうどいいし、とか考えるところから楽しい。音楽好きが集まる渋谷のライブハウスWWW / WWW X / WWWβを舞台にした月イチスナップ連載、第24回：STRANGER THINGS in TOKYO編です。

インディーズCDに特化した、大阪拠点のウェブショップ「HOLIDAY! RECORDS」によるライブイベント「STRANGER THINGS」の1周年スペシャルは、同ショップで好セールスを記録する注目の若手バンドを多数迎えて。しかも19歳以下は事前予約で入場無料という素敵な試みをしていたこともあってか、会場には制服姿の高校生もちらほら。

1番手のタカナミからフロアはすでに熱気にあふれていて、続くSUPがオルタナな衝動とともに駆け抜けると、yonawoはアーバンなインディー・ネオ・ソウルで満たし、No Busesは跳ねたロックンロールでクールに踊らせる。ラフにハッピーにMomがラップすれば、ROKIは汗だくの、情熱的なステージを繰り広げる。篠田知典監督による短編青春映画『下鴨ボーイズドントクライ』の上映を挟んで、ラストは時速36km。気合い十二分、エモーショナルなサウンドが刺さるように胸に迫ってくる。最後に「HOLIDAY! RECORDS」から福岡・大阪・東京を回るツアーの開催が発表されると、オーディエンスから歓喜の声が湧き上がる。まだまだこのムーブメントははじまったばかりだ。

MONTHLY QUESTIONS

Q1. 年齢
Q2. 職業
Q3. 今日のコーディネートのイチオシアイテム
Q4. 待受画面、なににしてる？