二十歳の眼差し
vol.03 安倍 乙
遡るは2000年。かの大予言を嘲弄し、新時代への高揚感にただ身を委ねていたあの頃。ミレニアムベビーと名付けられた時代の光彩たちはこの世に生を享けた。あれから20年。社会は確実に進歩したけれど、変わらない眼差しはそこにある。2000年代とともに歩んできた彼らの瞳はいま、何を見つめるのか。
遡るは2000年。かの大予言を嘲弄し、新時代への高揚感にただ身を委ねていたあの頃。ミレニアムベビーと名付けられた時代の光彩たちはこの世に生を享けた。あれから20年。社会は確実に進歩したけれど、変わらない眼差しはそこにある。2000年代とともに歩んできた彼らの瞳はいま、何を見つめるのか。
ー簡単な自己紹介をお願い致します。
安倍乙です、大阪出身。劇団員です。
ーいまの職業を目指すきっかけを教えて下さい。
お姉ちゃんが大阪芸術大学の舞台芸術学科を専攻していて、出演作を見たことがきっかけで、私も女優を目指すようになりました。
ー趣味を教えてください。
ヒップホップを聴くこと。ライブもよく行きます。小学校6年生くらいのときに行ったダンスの体験でヒップホップに出会い、ハマりました。特に好きなアーティストはSANTAWORLDVIEW。
ー得意技はありますか?
YOUさんのモノマネです(笑)。
ー好きな映画を教えて下さい。
「永遠に僕のもの」。主演のロレンソ・フェロの演技が凄かった。
ー読書は好きですか?
本はよく読みます。特に好きなのは東野圭吾さんの「長い長い殺人」。あと自叙伝も読みますよ。最近はキャバ嬢のエンリケさんのを買いました。
ー尊敬している人は誰ですか?
私のお母さん。優しくて、でも間違っていることはしっかり叱ってくれる。子供たちのやりたいことに対して協力的で、ずっと大好きです。いまも大阪から応援してくれています。上京するときに母から貰ったパスケースは、一番の宝物です。
ー5年前の自分へ一言。
もっと姿勢正して、前向いて! 自信持って。
ー2020年をどのように過ごしていきたいですか?
いっぱい働きたい。多忙な一年にしたいです。あとは音楽に携わる仕事ができたらいいな。
ー5年後の自分に一言。
もっと積極的に自分を発信していてほしい。私自身のことをわかってもらえる機会が少ないので。実はヒップホップが好きだってこと、今日はちゃんと発信できたので、嬉しいです。
2000年1月18日 生まれ
大阪府出身。2017年より秋元康プロデュース「劇団4ドル50セント」の劇団員として舞台を中心に活動。雑誌『with』のレギュラーモデルを務め、5月15日公開の映画『映像研には手を出すな!』への出演も控えるなど、女優・モデル・グラビア・バラエティとマルチに活躍している。
Twitter:@abe_oto0118
Instagram:@abeoto0118
Photography-Yuki Hori
Styling-Toshihiko Hirano
Hair&Make-Chiko Mihara
Text&Edit-Mizuki Kanno