アメリカ文学を読むんじゃなく、遊ぶのなら。

Paperback on Street “Shohei Kamba”

アメリカ文学を読むんじゃなく、遊ぶのなら。

Paperback on Street “Shohei Kamba”

本と歩いて遊ぶ。街を移動する際に文庫をポケットに投げ入れる。もちろんブックカバーを剥ぎ取って。
ストリートにある文庫たち。音楽アーティストやスケーターのマイ・ブック・ストーリー。
EYESCREAM12月号で好評だった“ 文学 × ストリート ”WEBでも特別に公開!

―― 本どれくらい本を読む?

決めてないです。旅行に行くときや長時間の移動時に多いかも。

―― 選ぶのはストーリーものが多い?

はい。他にはネイティブアメリカンの哲学書みたいなものとか。

―― なぜ、チャールズ・ブコウスキー?

最初は海外の友人に薦められて。そいつと会話する話題がないから「これ読んで感想きかせろ」って。コミュニケーションツールでしたね。

―― ブコウスキーで最初に読んだのは?

『町でいちばんの美女』一気に好きになっちゃって。『パルプ』も読みたかったんで、今買いました。

―― なぜ好きになった?

登場人物が魅力的。アウトサイダーが多いけど、自分とはまったく違うところが好みにあって。

―― 男クサいキャラクターが多くて?

そうですね。ダーティーなところがいい。

―― どんなときに本を読む?

リフレッシュしたいとき。自分ではない人物の人生を覗くイメージ。旅行と一緒かも。

―― スケート時、どうやって持ち運んでるの?

基本的にパンツの後ろポケット。

―― サイズ的に文庫を選んでいる?

ええ、簡単に持ち運べるのがいいし、汚れちゃってもいいじゃないですか。

―― 所持することへの執着はあまりない?

読み終わったら友人に貸したりして、すぐ手元から無くなっちゃう。でも、またすぐに新しい物語に出会えますから。


Recommended Paperback!
『パルプ』
チャールズ・ブコウスキー著

a short book story of

Shohei Kamba
バーク イン スタイル所属のモデル、神庭昇平。
東京をスケートボードで移動する。そのバックポケットには文庫。ファッションもメインは古着。
自然体で東京で日々を送るユースは取材中にチャールズ・ブコウスキーの『パルプ』を買い、デニムパンツに押し込んだ。
@shoheikamba

Paperback on Street
01 “KID FRESINO”
03 “Takahiro Morita”

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