[DR.MARTENS × MEDICOM TOY] meets KAZZROCK

©️ 2020 MEDICOM TOY|Photography-Takaki Iwata, Text&Edit-Shu Nissen

[DR.MARTENS × MEDICOM TOY] meets KAZZROCK

©️ 2020 MEDICOM TOY|Photography-Takaki Iwata, Text&Edit-Shu Nissen

ユースの反骨精神の象徴として不動の地位を確立しているDR.MARTENS。<1460> 8ホールブーツ誕生から60周年を祝した今年、2020年は、[THE 1460 REMASTERED]プロジェクトが展開されている。12ヶ月連続コラボレーションの第10弾となるお相手は、MEDICOM TOY。ブーツと6種のオリジナルBE@RBRICKがお披露目された。

今回インタビューを行ったのは、日本におけるグラフィティアートのパイオニア KAZZROCK。過去にはBE@RBRICKのワールドツアーにも参加し、90年代から日本のカルチャーシーンを見つめてきた彼の目に今回のコラボレーションはどう映るのだろうか。

「同じことを、やり続けて良いんだ」

ーまずは、Dr.Martensとの出会いを教えてください

どちらかと言えば、ファッションよりも音楽が入り口だったかな。パンクロックを聴いて、彼らの身につけているものが気になって、出会ったのがDr.Martens。当時、高校生の自分には高嶺の花だったから、高校卒業して18歳、19歳くらいで、本物の8ホールを買えたね。

©️ 2020 MEDICOM TOY

ーその頃は、裏原カルチャーの黎明期でしたよね?

ちょうど裏原って言われはじめるくらいの頃、おれもあの辺にたむろしてたんだよ。NIGOがやってたNOWHEREって店によくたまってたなぁ。おれはただ絵ばっかり描いてたけど、藤原ヒロシくんみたいな人が出てくるのを見ながら、これから大きなことを仕掛けるんだろうなって。当時のDr.Martensのスタイルは音楽やバイクのカルチャーと絡んだハードなイメージだったかな。今は面白いアプローチで幅広く楽しめるようになってるみたいだね。

ーBE@RBRICKとの関係性についてはどうですか?

お客さんとしての関わりから始まって、2000年初頭ぐらいに、メディコムトイのBE@RBRICK 1000%のワールドツアーに、世界のアーティスト40名の1人として参加させてもらったね。コレクターではないから集めるのが好きなわけじゃないんだけど、おもちゃを作ったりすることには興味があったんだよ。これを言うとBOUNTY HUNTERのHIKARUに怒られるんだ。「じゃあ、おもちゃ作るなよー!」って(笑)

©️ 2020 MEDICOM TOY

ーBE@RBRICKとDr.Martensに親和性を感じる部分はありますか?

無垢の状態で完成されているから、アーティストが装飾を施しても、より面白いことができる。それはDr.Martensにも言えることで、プレーンなブーツが完成されているから、他の要素を落とし込んだ時に、しっかりと多様性を表現できる。そういう意味では、同じような物だとも言えると思うよ。

ー今回のコラボアイテムを実際にご覧になって、どんな印象を受けましたか?

ブーツは、もっと派手なイメージで来るのかと思っていたから、意外性のあるデザインだった。可愛いさの中にもハードな主張があって、良いバランスのコラボレーションなんじゃないかな。おれが高校生の頃はDr.Martens=男って感じもあったけど、最近は女性もファッションに取り入れやすくなっているよね。それこそ、奥さんの誕生日にDr.Martensを買ったばっかりなんだよ。こんな感じのブーツが欲しいって話をしていて、どうせなら本物をあげたかったから。

©️ 2020 MEDICOM TOY

ーフィギュアの方はどうでしょう?

まさにおれが学生時代に憧れたパンクロックスタイルがあっていいね。当時はまだヒップホップとかブラックカルチャーが入ってくる前だから、ロックの色が濃い時代だったからさ。原宿のカワイイカルチャーもカラフルな見せ方が面白い。ディテールを細かくクリエイターさんが作り込んでいて、小さいのに分かりやすく上手に表現されてる。

©️ 2020 MEDICOM TOY

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ーDr.MartensやBE@RBRICKに今後期待することは何かありますか?

共通して言えるのは、同じことの繰り返しかもしれないけど、ベーシックなものを作り続けるしかないんじゃないかな。そこに期待してるなんて言ったら、ちょっとおこがましいか。60年変わらないってのはすごいことだよね。だからおれも見習って自分の表現を頑張らなきゃ。よそ見しないで、ひたすら良い絵を描き続けるしかない。

ーカズさんのように、キャリアを長く続けていく為に何が必要なのでしょう?

それ、若いアーティストにもよく質問されるんだよ。きっと、やってる本人は、“もっと先へ先へ、芸術は新しいことをしなきゃ”って切迫してしまうんだろうね。確かに、おれにもそういう時期があった。でも、ひとつ言えるのは、“意外と同じことやり続けていて良いんだ”ってこと。10年前からやってる手法でも、それに今日出会う人も居るわけだからさ。中心にあるものがブレなければ、自分が信じた表現をやり続けていけば、大丈夫だよ。そう言いたいね。

©️ 2020 MEDICOM TOY

KAZZROCK

日本国内におけるグラフィティアートの第一人者。1990年代前半に自身のスキルアップの為にアメリカ合衆国に渡る。帰国後、ストリートでの活動とともに個展やCDジャケットのアートワーク、メーカーへのデザイン提供等を経て、1998年、自身のアパレルブランドKAZZROCK ORIGINALを立ち上げ、現在に至るまで精力的に国内外で活躍を続ける。

INFORMATION

DR.MARTENS x MEDICOM TOY

©️ 2020 MEDICOM TOY

1460 BE@RBRICK 8 EYE BOOT ¥28,000+税
サイズ展開:UK3-10 (約22cm~29cm)
発売日:2020年10月31日(土)
取り扱い先:ドクターマーチン青山店、ウィズ原宿店、原宿店(明治通り沿い)、公式オンラインショップ、MEDICOM TOY直営店(ソラマチ店を除く)およびオンラインストア

BE@RBRICK DR.MARTENS ¥2,500+税
全6種類
発売日:2020年10月31日(土)
取り扱い先:ドクターマーチン青山店、ウィズ原宿店、原宿店(明治通り沿い)、公式オンラインショップ限定。
*MEDICOM TOYでの販売はありません。
*ブーツとBE@RBRICKは別売りとなります。

お問い合わせ先
Dr.Martens AirWair Japan
03-6746-4860
https://jp.drmartens.com/

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