From Town to Sea with VANS ーSPARTAがBATICAでVANSのBOOTS SNEAKERをー

Photography_Ryo Kuzuma, Styling_Eishin Mitsuyama, Hair&make_Yumi Asakawa, Edit&Text_Ryo Tajima(DMRT)

From Town to Sea with VANS ーSPARTAがBATICAでVANSのBOOTS SNEAKERをー

Photography_Ryo Kuzuma, Styling_Eishin Mitsuyama, Hair&make_Yumi Asakawa, Edit&Text_Ryo Tajima(DMRT)

VansからBOOTS SNEAKER(ブーツスニーカー)が発売されているのだが、このシューズが街でもアウトドアでも活躍する仕様になっている。汚れの付きにくい撥水加工を施したアッパー素材に防滑デザインのアウトソール、防水性や保温性を兼ね備えた高機能モデルもラインナップしており、デザインもちょっと山・海っぽい(けど、シンプルで良い感じ)。それでいて柔らかな履き心地なもんだから、とにかく履きやすいモデルなわけだ。
このシューズを紹介するにあたって、2人のアーティストにコーディネートに取り入れてもらい、実際に音楽を奏でてもらった。
2人めはSPARTA。シューティング場所に選んだのはEBISU BATICA。この撮影に合わせてイベントを企画し、実際にお客さんを招いてライブを行ってもらった。入りからリハ、ライブまでの一連のストーリーをどうぞ。

Vansは誰の足元にも合うスタンダード

ーVansのBOOTS SNEAKER(ブーツスニーカー)を履いていただきましたが、いかがでしたか?

SPARTA:見た目よりも履きやすい印象でした。Vansの靴は普段、SLIP ON(スリッポン)をよく履いているのですが、それと比べたらサイズ感も大きくて固そうなデザインですけど、柔らかくて足にフィットしましたね。撥水性にも優れているということで、今日はロケ中に少し雨が降りましたけど安心でしたね。

ー普段はSLIP ONを愛用されているんですね。

SPARTA:はい。SLIP ONに、自分のレーベル名(htb Originals)の“htb”をシルクスクリーン用インクで描いたりして自分仕様にカスタムしたりしているんですよ。長時間歩いたりするときは楽なので、よく履いていますね。色はブラックやホワイトなどの定番が多いんですけど、今日履いたパープルもいいですね。違和感なくカッコよくコーデに合わせられたんじゃないかと思います。

ー Vansそのものに対するイメージはどうでしょう?

SPARTA:以前はスケートボードもやっていたんですけど、始めた頃に買ったスケシューがHALF CAB(ハーフキャブ)でした。周りのみんなも履いていて、定番として存在するお洒落な靴だという印象でしたね。スケートシーンだけではなくて、サーフシーンやBMXのライダーも履くし、純粋にファッションとしてもスタンダードだし、ストリートに根ざしたものがちゃんとある。だけど、そういうカルチャーが関係ない人の足元にも合う。そんなイメージです。

トラウマを払拭できた久々のバチカ

ー撮影に合わせて、バチカ(EBISU BATICA)でライブをやっていただきましたが、久しぶりだったんじゃないでしょうか?

SPARTA:自分にとって2回目のライブがバチカだったんですが、そのときに緊張しちゃってうまく出来なかったんですよね。「今日は全然ダメだったね」なんて会話をしながら帰った印象が強い場所だったんですけど、そういうのが払拭できたライブだったと思います。Vansとの企画で告知もギリギリになってしまったのに、たくさんの人が集まってくれたし、やっていて昔の曲も成長している実感がありました。

ー最近の音楽活動についても教えてください。8月24日にはシングル「Circle feat. Daichi Yamamoto」の配信がスタートしましたが、現在はどういう状況にありますか?

SPARTA:「Circle feat. Daichi Yamamoto」は今まで曲の中でも気に入っているもので、鼓舞する、闘志を燃やすといったメッセージを歌っています。過去の自分もそうなんですけど、何か1歩踏み出せない人が少しでも楽な気持ちになって前へ進めるような曲にしたくて。今後のことで言うと、今はアルバムの制作中です。以前よりも悩む部分があり、壁に直面しているような状態なので、次作は1つレベルが上がった作品になればいいなと思います。

ー悩んでいる点というのは、どういうものでしょう?

SPARTA:今、自分にしかできないことは何で、どう伝えていくのか、という点を考えているんでしょうね。僕にできることは数少ないと思っているので、それをどう実践して表現していくかを試行錯誤しています。音楽を続けていれば、ずっと付きまとう悩みでもあるんですけど、進むほどに乗り越えるべき壁は高くなっていくし、明確な答えがない世界に入って深いところまで潜り込んでしまうので、そこで戦っている最中なんですよ。その先に完成する作品を楽しみにしてほしいと思います。

ジャケット ¥55,000(NEONSIGN/ネオンサイン tel_03-6447-0709)、左手に付けたブレスレット ¥108,900(nobu Ikeguchi/ノブ イケグチ mail_info@nobuikeguchi.co.jp)、その他本人私物

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