FASHION 2025.03.22

Clarks、創業200周年。ブランドの軌跡を巡る特別イベントが開催

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

2025年、英国のシューズブランド「Clarks」が創業200周年を迎えた。この歴史的な節目を祝し、3月13日(木)に特別イベントが開催され、Clarksの歩みとその未来を多角的に紐解くプログラムが展開された。

本イベントでは、Clarksの200年の歴史を振り返る「Discover Clarks」、貴重なアーカイブや資料を展示する「Clarks Chronicle」、ブランドの変遷を描いたオリジナルドキュメンタリー「From Somerset to the World」の上映など、Clarksが築いてきたストーリーを体感できる内容が揃った。
また、ブランドを愛用してきたカルチャーアイコンたちの紹介や、200周年を記念した特別コレクションの展示、さらにはアーティストとのコラボレーション作品や参加型ワークショップも実施され、Clarksの世界観をより深く掘り下げる場となった。

そして、Clarksが培ってきたカルチャーとの関わりを象徴するプロジェクトも発表された。1990年代、ワラビーがニューヨークのヒップホップシーンに深く根付いた歴史を辿るZINEを制作し、マンハッタン・ロウアーイーストサイド(LES)のストリートと共に歩んできたClarksの足跡を記録。ストリートカルチャーの変遷を象徴する一冊となった。また、カルチャーと密接に結びついてきたClarksがどのように人々の生活に寄り添い、時代とともに進化してきたのかをテーマに、アートユニットによる作品も発表された。ブランドのアイコニックなシューズボックスを再利用し、200年の歴史と未来の可能性を視覚的に表現。シンプルなデザインの中に、Clarksがこれまで歩んできた道とこれからの展望が落とし込まれている。

また、会場では映画やポップカルチャーの影響を受け、シニカルな作風で知られるアーティスト・平沼久幸によるClarksを履いたカルチャーアイコンをモチーフにしたオリジナルペイントが展示された。さらに、シルクスクリーンプリントのオリジナルグッズをその場で制作し、来場者にプレゼントする企画も行われ、イベントの記憶を持ち帰ることができる特別な体験となった。

さらに、音楽とClarksの関係性にもフォーカスしたプログラムも展開され、唯一無二のリズムとエネルギッシュなパフォーマンスで知られるCHO CO PA CO CHO CO QUIN QUINがスペシャルライブを披露。Clarksの歴史とカルチャーがサウンドと交差し、会場を特別な空間へと変えた。

200年という時を超えて、Clarksがどのようにカルチャーと歩んできたのか、歴史を振り返りながら未来へと続く可能性を感じさせるものだった。
今後のClarksの動きもチェックしておこう。

INFORMATION

“Clarks”

【ABOUT】
Clarksは、1825年に英国南西部サマセット州ストリートでC&J Clark Limitedとして創業した。それ以来、革新的な靴づくりの先駆者として進化を続けてきた。ブランドの根幹にあるのは、卓越したクラフトマンシップと革新性。その組み合わせが、Clarksの高度な製造技術や最先端のテクノロジー、そして洗練された素材選びへとつながり、世界中で知られる存在となった。
2万2000点を超えるアーカイブの中には、ブランドを象徴するデザートブーツやワラビーといったアイコニックなモデルが並ぶ。どのデザインも一目でClarksとわかる独自のシルエットを持ち、そのタイムレスな魅力は今なお色褪せることがない。
現在、Clarksは100以上の市場で小売、卸売、フランチャイズ、オンラインチャネルを展開し、グローバルにブランドを発信し続けている。

【各種リンク】
Web Page : https://www.clarks.co.jp/
Facebook : https://ja-jp.facebook.com/ClarksShoes
X: https://x.com/Clarks_JP
Instagram (Clarks Originals) : https://www.instagram.com/clarksoriginals/?hl=ja
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