FASHION 2026.04.14

Interview:東京発の新鋭ブランド「The Soul Age」、 多様なカルチャーを絶妙なバランスで取り込んだ日常着

EYESCREAM編集部
Text_Kai Matsumura

阪急メンズ東京でのポップアップ開催など、いまじわじわと注目を集めている東京発のブランド、The Soul Age。デザイナーの髙良は日本と中国にルーツを持つバックグラウンドを携える。USヒップホップやオタクカルチャーといった、一見バラバラに思える要素を軽やかに横断した独自のクリエイティブは、まさにGen Zならではの感性だ。多様なカルチャーをどう編集し、日常に馴染む服へと変換しているのか —— その思考と現在地を聞いた。

──現在の活動内容とブランドのコンセプトについて教えてください。

ブランドのコンセプトは、”ワードローブ≒プレイリスト”。僕にとって音楽が日常の一部であるのと同じように、ファッションも日々の中に自然に存在するものだと捉えていて。思い出や感情の積み重なりを体現したプレイリストを作り、そこに合わせたくなるようなアイテムを提案しています。

──具体的に、音楽はどのようにデザインに落とし込まれていますか?

ヒップホップやR&B、ソウルといった音楽をベースにすることが多いです。軸はUSカルチャーですが、日本の90年代のヒップホップシーンなども含めて、さまざまなものを吸収してきました。もともとかなり雑食人間で、ジャンルに縛られず何でも聴くタイプ。流行りの新譜はもちろん、源流にあたる音楽まで遡って聴いています。ただ、ファッションにおいては、直接的なモチーフというよりも、空気感やリズムのようなものを服に落とし込むイメージ。日常の中で違和感なく着られながらも、どこかにカルチャーのニュアンスを感じられるバランスを意識した服作りをしています。

──そうした背景には、ご自身のルーツも関係していますか?

そうですね。もともとは音楽に限らず、アニメやアイドル、VTuberなど、さまざまなカルチャーに触れてきました。僕自身、日本と中国のミックスであることや、幼少期から引っ越しを繰り返す家庭だったことも今の物作りにもつながっていると思います。また、文化服装学院在学中からインターンとして携わっていたdoublet.に就職していたことも大きく影響していると思います。例えばこのTシャツは、某アニメキャラクターのラップトップをモチーフにしていたり。常に遊び心やストーリ性のあるクリエイティブは、doublet.で培われたものかもしれません。

Size Display S/S Tee ¥7,700
某アニメキャラクターのラップトップをイメージしたグラフィック。LサイズのTシャツにはL、SサイズにはSと記されている。

──今後の展望については?

ガチで言うと、最終目標は”ファッションと音楽で世界平和”なんですけど…(笑)。まずは、より多くの人にブランドを知ってもらうことが目標です。卸先やポップアップなど、リアルな場での接点を大事にしながら広げていきたいですね。多分、僕ってコツコツ積み重ね系だと思っていて。自分がいいと思う物作りを地道に続けていけば、いつかいろんな人に知ってもらえるようになるかなって思っています。Run it upって感じです。

Knee Laugh Forward Denim Jeans ¥58,300

Knee Laugh Forward Denim Jeans ¥58,300

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5月16日(土)〜5月24日(日)には、表参道ヒルズ内のショップR&Co.にてポップアップの開催も予定されているThe Soul Ageに、今後も是非注目していきたい。

INFORMATION

The Soul Age

The Soul Age 公式Online Store:https://thesoulage.online
The Soul Age 公式Instagram : https://www.instagram.com/thesoulage_official

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