FASHION 2017.09.11

アートパネルとして存在するソックス STANCEのゴンズ・コレクション

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

幾年前か。思い返せば唐突だった(と記憶している)。総柄ソックスがファッション界に浸透し、再びショーツにハイソックスなキッズ&ガールズがストリートに溢れた。今では足元を彩るパーツとして欠かせないマテリアルとなり、ファッションにこだわるのであれば、同様にソックスでも主張する時代となっている。

この価値観を形成した根源的な存在がブランド、STANCE(スタンス)だと思う。その始まりは2010年後半、サンクレメンテから。オフィスは南カリフォルニアに位置し、サーフ・スケートカルチャーを明確にバックボーンに持つ。これまでにない斬新なデザインで、アーティスティックなソックスを生み出してきた。今では年間約1500万足が世に出回っているのだとか。
キャンバスのようにソックスを捉え、アートが表現され、それを履くという行為、コレが2010年頃、非常に真新しく感じた。

デザインだけではなく、ライフスタイル・パフォーマンスとそれぞれの用途に合わせたラインを設け、遊びの現場からスポーツの局面でも愛用されているソックス群。他にはないデザイン性が世界中で幅広い層から支持を受けているのだ。

コラボレーションも非常に頻繁。NBAやMLBとスポーティなプロダクトを展開したり、あるときは「スターウォーズ」や「ディズニー」とキャラクターそのものを靴下で表現したアイテムで話題を呼んだ経緯を持つ。2Pacをそのままソックスで表現したときは、HIPHOP好きはもちろん、ストリートが沸いた。このユニークで自由な発想こそSTANCEらしい。


そんなSTANCEのアイデンティティをフルに発揮したのが、このコレクションかもしれない。
スケートボードの神様、マーク・ゴンザレスとタッグを組んだ4つのプロダクト群。
左上から時計回りに、SHELL ¥3,000、GHOST ¥2,500、SMILEY ¥2,500、RUGBY ¥2,500

ビジュアルにはマーク・ゴンザレスも登場している。

ゴンズのアートピースが表現されたソックスには、言うまでもなく、スケートカルチャー感を感じさせる。STANCEらしい今回のコレクションをお見逃しなく。

INFORMATION

STANCE

http://stance-jp.com/

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