グレッグ・ハントが日本初のアートショーをビームスT 原宿で開催。ジェイソン・ディルとの関係を見つめた写真集の発売も

LA在住の元プロスケーターで、映像作家・写真家であるグレッグ・ハントによる日本初のアートショーが、11月20日（金）～29日（日）の間、ビームスT 原宿にて開催される。

90年代、俳優やコメディアンとしても活動するジェイソン・リーと、“Dune”の愛称で親しまれるアーティストのクリス・パストラスが、実力派のライダーたちをまとめ上げて設立した「Stereo」。グレッグ・ハントは、このクルーのメンバーとして「A Visual Sound」などのクリップに出演し、華麗なフッテージを残してきた。

その後、本格的に映像作家・写真家へと転身すると「i.e.」「The DC Video」など名作スケートビデオのディレクションを務めたほか、NikeやPatagoniaの広告からミュージックビデオまで、多岐にわたりその才能を発揮している。

今回のアートショーは、長年、写真表現をパーソナルなものとして温めてきたグレッグ・ハントの写真家としての軌跡に触れる、世界的に見ても貴重な展示となっており、BEAMSでは彼の作品を落とし込んだエクスクルーシブなロングスリーブTシャツ、クルーネックスウェット、フーディが発売。

さらにジェイソン・ディルとの関係を見つめるグレッグ・ハント初の長編写真集『Ninety-Six Dreams,Two Thousand Memories』の日本語版の先行発売も決定。神保町の出版社、SUPERLABOが監修した本作は、判型、表紙、コンテンツ、テキストを刷新し、動画のスチール、グレッグ・ハントがジェイソン・ディルから受け取った直筆の手紙、ドローイングなども収録された豪華編纂に。プロスケーターとしてのキャリア最盛期に始まり、旅、日々の暮らし、ドラッグ・アルコール依存からの再生まで、友人でもあるディルの生涯の一部をリアルかつ克明に記録した貴重な一冊となっている。