BEAMS×SPACESHOWER TVによる音と映像の実験プログラム〈PLAN B〉Season 4を振り返る

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激変する中国のユースに映るミツメ
[10月:ミツメ×トヤマタクロウ]

シンプルな中に複雑さや混沌ををたたえたギターサウンドを鳴らし、今や東京のインディシーンをひっぱる存在となった4ピースバンド、ミツメ。

今回彼らが提出したプランは、8月にDYGLと中国・7箇所を巡ったツアーのドキュメンタリーを軸としたもの。ただしその主観は彼らではなく、「中国のユース層から見た」ミツメ及び日本のインディシーン、という一捻りが加えられている。
映像化はミツメのジャケット、アーティスト写真などを長く手がけている写真家・トヤマタクロウが担当した。

急激に成長を遂げている大国に生きるユースにとって、彼らはどのような存在なのか? ライブ会場での幾人へのインタビューを重ね合わせることによって、その実像が浮かび上がってくる構成となっている。

「(中国の子たちは)日本のインディー好きの子たちより詳しいんじゃないかなって。そういうカルチャーや教養のコントラストが激しい国だと思いました。」
(トヤマタクロウ)

「どこを周ったかよりも、やっぱりDYGLと過ごせたことが一番大きな収穫になったと思います。」
(川辺素/Vo.&Gt)

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