yonawo “今こそターンテーブルで音楽を” 連載
#01 レコード・ディグ編 supported by Technics

Photograph_Ryo Kuzuma, Edit&Text_Ryo Tajima[DMRT], Movie_Sho Nakajima

yonawo “今こそターンテーブルで音楽を” 連載
#01 レコード・ディグ編 supported by Technics

Photograph_Ryo Kuzuma, Edit&Text_Ryo Tajima[DMRT], Movie_Sho Nakajima

時代がどんなにデジタル化しても、レコードをターンテーブルにおくことの楽しみがなくなることはなかった。数年前よりレコード人気は再燃して、家でのリラックスタイムに、あえてレコードで音楽を聴く人も多いだろう。あの、針を落とした瞬間のパチパチした音がスピーカーから流れると無条件でワクワクしてくるから不思議なものだ。そこに淹れたてのコーヒーなんかがテーブルの上にあったら……うん、最高だね。
そんなレコードへの愛を根底に、本連載ではyonawoが実際にDJプレイするまでの軌跡を追いかけていきたい。まずは第1回、吉祥寺のCOCONUTS DISKでレコードをチョイスするyonawoの様子をレポ。

yonawo(LtoR_荒谷翔大、野元喬文、斉藤雄哉、田中慧) at COCONUTS DISK KICHIJOJI

<注>撮影の為特別に視聴をおこなっておりますが
現在レコード視聴は実施しておりません

Comment by yonawo

アナログでDJしたい その方が楽器を演奏している感覚に近い

 

ー皆さんが共同生活をしているYonawo Houseにはレコードとかありますか?

斉藤雄哉:リビングにテクニクスのターンテーブルとレコードを置いている棚があって、そこで音楽をかけていますね。

ーどんなレコードがあったりするんですか?

田中慧:みんなのコレクションを棚に置いているので、けっこう色々あるんですけど、例えばマイケル・ジャクソンや井上陽水とか。実家から持ってきたレコードが多いです。

野元喬文:オードリー・ヘップバーンが出演している映画のサントラとかエイフェックス・ツインもありますね。あまり僕のコレクションは今の家に置いていないんですけど。
 

ーでは、誰のコレクションが多いですか?

斉藤雄哉:自分のものが圧倒的に多いですけど、僕と慧のものが大半を閉めているかもしれませんね。僕がよく流しているのはチェット・ベイカーの『Chet Baker Sings』とホーリー・ハイブですね。
 
荒谷翔大:僕は荒井由実(松任谷由実)の「ひこうき雲」とか。あとはレイ・チャールズも気に入ってかけています。

ーレコードを聴くようになったきっかけは何でしたか?

斉藤雄哉:俺は両親がレコード好きで小さい頃から家にあったので自然と触っていましたね。音楽を聴くフォーマットとしてレコードに馴染みがあります。
 
荒谷翔大:僕は中学生の頃に雄哉の家に遊びに行ったときに、レコードを一緒に聴いたのがきっかけなんですよ。
 
野元喬文:僕もそうですね。雄哉の家で触ってから興味が沸いて聴くようになりました。
 
田中慧:僕は、雄哉が家で使っていないレコードプレイヤーがあるからって言ってくれたんですよね。それを使って聴いていました。
 

ー今、Yonawo Houseにあるターンテーブルはテクニクスのもの、ということですが、実際使ってみてどう感じますか?

斉藤雄哉:やっぱり現場でガンガン使われているイメージがありますしタフな印象がありますよね。安心して使えるイメージがあります。
 

ーちなみに、本連載では、最終的に皆さんにDJをしていただこうと思っているんですけど、DJをするならばPCなどではなくアナログのレコードを使いたいですか?

一同:そうですね! アナログでDJしたいです。
 
野元喬文:やっぱりアナログは、音が温かいイメージですし良く聴こえるんですよ。そこが大きいですね。
 
荒谷翔大:あとは、アナログでDJしているときの振る舞いというか、所作も含めてカッコいいと感じるんですよね。
 
斉藤雄哉:うん。あと、アナログを使っていると、楽器を演奏している感覚が近い感覚があって、それが好きです。特に繋ぐときにはそう感じます。
 

ーレコードの音自体がyonawoの音楽に影響を与えるものはありますか?

斉藤雄哉:あります。僕もメンバーもレコードの音質がめっちゃ好きで、作曲をするときに、レコードのシュミレーター的なプラグインをかけたりもするんです。そういうアナログの音質感は制作時に配慮しているポイントなので、レコードの音に影響を受けていると思います。
 
荒谷翔大:ボーカルで言うと、よりニュアンスが伝わりやすい印象があって、そこを自分たちの音にも反映させたいと思うことがあります。
 
田中慧:リズムという面でも、レコードは良い意味で輪郭が尖っていないので、聴いていて変に疲れないですよね。そこに影響を受けたりするかもしれません。
 
野元喬文:そうだね。DJを聴いていても、アナログで、良い音でやっている人の方が大きい音でも全然音疲れすることがないです。
 

ー実際にDJをやるなら、どういうハコやイベントでやりたいですか?

荒谷翔大:yonawoや友達のバンドのイベントでやってみたいですね。場所は、昔よく遊びに行っていた地元・福岡のクラブ・ライブハウス、Kieth Flack(キースフラック)でもやってみたいです。友達も回しているし、そこで出来たら嬉しいですね。僕らもライブをやっていましたし。出来たらエモいよね?
 
一同:たしかに!


 

 

というわけで、COCONUTS DISKでレコードをゲットしたyonawo。詳しい模様はムービーもチェックを。
次回予告は「DJプレイを学ぶ編」! テクニクスのターンテーブルを触りながら、実際のDJプレイについてスタディ&スタディをする模様をお届け予定。乞うご期待!

INFORMATION

Technics×yonawo

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COCONUTS DISK KICHIJOJI
12:00〜21:00
年中無休
武蔵野市吉祥寺本町2-22-4
Tel_0422-23-1182
※現在、レコードの試聴は実施しておりません
https://coconutsdisk.com/kichijoji/

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