[WWW PEOPLE]シャムキャッツにトクマル、韓国からSilica GelとParasol。アジアのインディが交わる夜

photography_So Hasegawa

[WWW PEOPLE]シャムキャッツにトクマル、韓国からSilica GelとParasol。アジアのインディが交わる夜

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今日のライブ、なに着ていこうか。思い返せば7〜8年前からずっと着てるデニムのシャツと、こないだのアートイベントで買ったキャップかぶって、となると靴はコンバースのワンスターかな。とか考えるところから楽しい。音楽好きが集まる渋谷のライブハウスWWW / WWW Xを舞台にした月イチスナップ連載、第8回は“アジアインディロックシーンの交流地点”としてスタートした「In&Out」編です。

1組目はトクマルシューゴから。ゆるやかに浮上しながら、緻密さと奔放さが一緒になって駆け巡っていく音楽。実験的なアプローチも見せつつあくまでポップな着地で、あたりを幸福さで満たしていく。続くParasolは、サイケデリックロックと歌ものがすてきに交わるスリーピースバンドだ。ベース&ヴォーカル、ギター、ドラムというシンプルな編成で、ぐいぐいとその世界観に引き込んでいく。いろんな時代・風景を行ったり来たりするような心地で揺れて、気持ちいい。

Silica Gelは、映像も伴ったライブを披露。グッドメロディと転調と緩急、綿密に考えられた曲構成が導くのは、ここではない楽園と突きつけられる現実のはざま、だ。不条理さも感じさせる映像はミニマルとサイケデリックとポップネスが入り乱れ、でもなぜかすべてリアリティがある。タイトなリズム隊、駆け抜けるギターと歌。この日をもって兵役のため活動休止となり、当分のあいだ観られないのは無念だ。

最後を締めたシャムキャッツは、音の重ね方や明度、彩度に意識的で、カラフルだったりモノクロだったりの光景が高解像度で過ぎ去っていく。ラスト、「極上のラブソングで終わります」と「マイガール」を歌えばほら、もう笑顔しかない。そんな夜。

MONTHLY QUESTIONS

Q1. 年齢 
Q2. 職業 
Q3. 今日のコーディネートのイチオシアイテム 
Q4. 2018年の裏テーマは?

晴子

Q1. 22歳 Q2. The Wisely Brothers Q3. 去年BOYで買ったカナダの古着のメンズのコート Q4. 大人BOYS

稲葉航大

Q1. 24歳 Q2. Helsinki Lambda Club Q3. 古着屋で買った貴族みたいなスウェット Q4. 彼女つくる!

鍵っ子

Q1. 36歳 Q2. 電子出版など Q3. 金沢で買った古着のクレイジージャケット Q4. ヨガ

ノゾミ

Q1. 20歳 Q2. 大学生 Q3. コンバースのシェブロン&スター Q4. 犬になりたいです

[WWW PEOPLE]
1. PUNPEE、OMSBらが出演した『Diagonal』
2. SCLLの音色、美しく過ぎ去る時間
3. 先鋭化する真夏の夜のミステリアス
4. LEARNERSでスウィング!
5. ポスト・ダブステップのその先へ。マウント・キンビーが切り開く
6. マイルド・ハイ・クラブとネバヤン、色気と浮遊のはざまで
7. RAU DEFワンマン。PUNPEEやSKY-HIらも駆けつけた夜

THIS MONTH’S EVENT

『In&Out』

2018/1/26(Fri) at WWW X
LIVE:シャムキャッツ / Silica Gel (Korea) / トクマルシューゴ / Parasol (Korea)