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7月19日にリリースされたCharaのニューアルバム『Sympathy』の1曲目に収録されている『Tiny Dancer』のMVが公開され、満島ひかりが出演していることが発覚した。
『Tiny Dancer』はCharaが歌詞を、作曲とサウンドプロデュースを岸田 繁(くるり)が手掛けた楽曲。Charaが2年ほど前から温めてきた歌詞テーマが、岸田 繁の手により、曲として昇華され、ついに完成した想い入れの深い1曲だそう。さっそくMVを見ていきたい。
美しい光のコントラストで彩られた映像に心が洗われる気がする。楽曲ももちろんだが、この映像表現も見応えたっぷり。監督はEYESCREAM誌面でも連載 TOKYO-GAを担当している山田智和だ。
そして、本MV公開にあたって、Chara・満島ひかり・山田智和はそれぞれ次のようにコメントしている。
Chara
ひかりちゃんへ
はじまりは、山田監督がこの曲の映像を撮りたいって言ってくれたんだけど
それならば、全てお任せしようと思ったのは
彼、私のライブで写真撮ってた時泣いてたんだよね(あ、これ言っていいのかな)失恋しちゃったのかな。
その彼が、満島ひかりに手紙を書きたいんですよねって(出演依頼の想いのラブレターかな)って言ってて
私は2人のクリエイターの男女の共鳴を楽しみにしていました。
ひかりちゃんが引き受けてくれてよかった。
この映像、ひかりちゃんが監督だったのかもね
山田はカメラマン
恋愛する女の子は皆、誰でも監督と主演女優なのかなって思った
心の表情豊かになるよ
これをみた人はみんな
ありがとう
LovexxxChara
P.Sもう一回見る!こんな彼女いたら毎日楽しいだろうなーーって思ったのは私だけかしら
満島ひかり
すてきに完成して良かったです。
山田監督から届いたコンセプトには、男の人の幻想みたいな女の子が描かれていて
はじめは、どうしたもんかと思ったのが正直なところでした。
だけど会ってお話をした時の、山田さんのピュアな想いにどきどきしてきて
私は、学生の頃からCharaさんの愛に満ちたオーラが大好きでした。
映画の中のヒロインや、愛を唄う女性たちに憧れていました。
あの頃の、ピュアなどきどきにまた掴まれた
1日の撮影だったけど、苦しいも悲しいも楽しいも愛おしいもあって
「僕は、たのしかった」と終わりに言ってくれた監督の顔が、いい顔でした。
Charaさんへ送る、私たちからの「小さな態度」です(照れ)
いつもありがとうございます
満島ひかり
山田智和
記憶という消滅しつつあるもの、形を変えつつあるものを常に大事にしたい。
まるで音楽を作るように、満島さんとそこにある光を集める作業はとても幸福な時間でした。
思えば誰かに頼まれて作ったわけでもなく、Charaさんの楽曲に共鳴してできた純粋な映像です。
山田智和