日本の音楽史を更新し続けてきた細野博臣の軌跡をたどる、デビュー55周年記念プロジェクト“HOSONO MANDALA”。デジタルミュージアムとしてこの秋公開予定となっており、その第一弾企画展が細野の母校である立教大学ライフスナイダー館にて開催中だ。

『細野さんと晴臣くん』と題されたこの展覧会。学生時代の“晴臣くん”が夢中で描いたノートの落書きに、現在の“細野さん”の言葉を添えていく形で、過去と現在のふたりが、大切にし続けてきた音楽、映画、漫画などのカルチャーについて語り合うというコンセプトで構成されている。


これまでの創作活動を支えてきた愛用品や未公開資料の展示をはじめ、展示物を通じて、細野晴臣の歌声が聴けるというインスタレーションも展開される。さらには、細野が高校時代に活動していたフォークバンド、オックス・ドライヴァーズの曲を世界初公開。

開催は6月30日(月)まで。事前予約制となっているので、オンライン予約フォームからの申込をお忘れなく。
また、6月25日(水)には、細野晴臣が1975年に発表した“TROPICAL DANDY”のアナログ版がリイシューされる。オリジナル発売からちょうど50周年の日にリリースとなる、メモリアルな一枚。こちらも併せてチェックを。
