MUSIC 2019.12.04

電子音響の雄、マーク・フェルが世界遺産の京都・上賀茂神社でアンビエントライブを決行

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

京都の最も古い神社のひとつであり、世界文化遺産にも登録されている上賀茂神社において、電子音楽シーンの巨頭として知られるマーク・フェルのマルチサウンドアンビエントライブが限定150人で行われる。時は12月14日(土)の14:00〜20:00、冬至の近づく冬の京都。上賀茂神社において電子音楽のパフォーマンスは史上初となる。

本イベントを主催するのは、サウンドアーティストの福田光成が2017年にベルリンで設立した実験的アートプラットフォーム“REITEN”(零点)。「雷(いかづち)の神様を祀る神社で、電子音楽のライブを初めて実現できたことは偶然の中の必然だった」と福田は話している。当日は、複数の高品質スピーカーから個別に音を鳴らし、室内環境の反響音や外部の環境音を取り込んだステージとなる模様だ。神聖な空気が漂う境内で、またとない体感ができることだろう。

共演には〈Planet Mu〉や〈Death of Rave〉からリリースをするRian Treanorと、NHK yk Koyxenほかさまざまな名義で〈DFA records〉、〈Raster-Noton〉、〈PAN〉、〈L.I.E.S〉などからリリースを重ねるKohei Matsunagaが決定している。

なお、マーク・フェルは12月5日(木)SUPER DOMMUNEをはじめ、12月6日(金)大阪CIRCUS、12月7日(土)東京 神楽音、12月13日(金)大阪Club Daphniaでの公演も決定。Rian Treanorは12月6日(金)東京WWWβに出演が決まっている。

“REITEN”(零点)では、来春にも新たな試みを予定しているようで、こちらもアナウンスを楽しみに待ちたい。

INFORMATION

REITEN presents GANCHIKU PROJECT “Multi Sound Ambient Live Performances”

日程:2019年12月14日(土)14:00 – 20:00
会場:上賀茂神社
出演:Mark Fell / Rian Treanor / Kohei Matsunaga
料金:前売4,500円/当日5,000円/フライヤー持参4,500円/学割3,800円(入場の際に学生証提示)
※150人限定。前売券で規定人数に達した場合、当日券の発売はなし。
https://jp.residentadvisor.net/events/1332688

オフィシャルサイト:
https://reiten-record.com/news/2019/11/11/GANCHIKU01

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