グラフィック・アーティスト/アートディレクターのYOSHIROTTENと、ミュージシャンのTAKAKAHNによる音楽ユニットYATTが、活動当初からアナウンスしていた“2020年にアルバムをリリース”に向け、10年ぶりに活動を再開。現在制作中のアルバムの中から、ノンビートのアンビエント・パートをピックアップ、「POSITIVE AFTER IMAGE」と題し、オーストラリアのファッション・ブランドP.A.Mの特設サイトにて公開した。

本作は、光を見た後、それまで見ていた光景が残像として見える現象“陽性残像”からインスパイアを受け、TAKAKAHNが楽曲を制作。ヴィジュアルとポエトリーリーディングの作詞を、YOSHIROTTENが手掛けている。2018年に東京で開催されたYOSHIROTTENの展覧会「Exhibition FUTURE NATURE」から続く、“見えないものの可視化”をモチーフにしたオーディオ・ヴィジュアル作品となっている。

以下、YATTからの声明。

光を眺めつづけると
目をそらしても、
目の前にその光の残像がやってくるという現象を
陽性残像
と呼びます

新しい光を与えると
いろいろなものが見えてくる
＜見えないものの可視化＞
この音楽作品に
ポジティブな気持ちを置き重ねています