2017年も年の瀬、今年記憶に残った熱いLIVEを振り返る。
11月19日、6月に発売したアルバム「Application」を引っさげてスタートしたDATSの全国ツアーは、各地5都市を周りついにその集大成となる6都市目、東京・渋谷 WWWにてファイナル公演を開催。

待望のワンマンライブ、待ちわびるオーディエンスの前に杉本亘、伊原卓哉、早川知輝、大井一彌の4人が姿を現した。歓声と共に頭上から放たれたレーザーの光、最初の一音との調和に胸を打つ。彼らにとって初となるサラウンド音響システムによって立体化された音が、ステージ上だけではなく四方から浮き出し、聴く者の五感に触れDATSの世界観をより創造的な音楽へと変化させた。

「ツアーを通して気づいたことは不特定多数ではなく、いま、目の前にいる“あなた”からいいねと言ってもらいたい。」とライブに全力をかける思いを乗せ、アクティブに波立つ旋律が迫力のパフォーマンスとなり場内を笑顔で満たした。
DATSにとって鮮烈な記憶として一生忘れることのないこのツアーファイナルの完走は終演と共に、また新たな“出発点”へと変貌を遂げたであろう。来年2月には、新曲も発売される。彼らの快進撃はとどまるところを知らない。