OTHER 2026.02.12

長谷川億名監督最新作「コスモ・コルプス」が劇場初公開。KID  FRESINO主演の「イリュミナシオン」も同時期上映

EYESCREAM編集部

近未来の日本を舞台にしたSF映画を作ってきた長谷川億名監督の最新作「コスモ・コルプス」が東京・渋谷のイメージフォーラムにて、5月2日(土)〜5月15日(金)の2週間限定で上映される。

「コスモ・コルプス」は、長谷川監督が企画から脚本まで担当。「未来と現代、地球を離れた人類と地球に残った人類が時空を超えて出会う」というテーマを、「未来篇」「未来縄文篇」「現代篇」の三篇を通して描いたSF長編だ。新潟県・佐渡島が舞台となっており、長谷川監督が現地を20回以上訪れ、現地の人々とコミュニケーションをとりながらオールロケで撮影。4年の歳月をかけて完成に至った。

佐渡島の雄大な自然や、様々な時間や場所の中で移り変わる映像美、佐渡島で実際に聞こえる波や風といった音を扱いながら、SFの世界へと昇華させる劇中の音響や音楽も、本作の大きな魅力となっている。

長谷川億名監督

以下、長谷川監督からのメッセージを紹介する。

この映画のタイトル『コスモ・コルプス』は、「宇宙の中の一つの体」あるいは「宇宙共同体」という意味を込めて選びました。また、昨今「コーパ ス」はテクノロジー分野でビッグデータを表す用語としても使われており、「記憶」はこの映画の重要なテーマでもあります。
人間は、宇宙の中を回る星のように孤独な存在でありながら、同時に地球の重力、DNAのリレー、生態系、そして見えない超自然的な次元を通じて、他のものと結ばれています。
しかし、私たちが日常的にどれだけこのことを意識できているかは疑問です。
「大昔、私の祖父母の時代には、人々はテレパシーや予感のような力を日常的に使っていた。」
この言葉は、映画の舞台である佐渡島に住む男性から聞いたものです。こうした能力は全く普通のことだったために、意図的に記録されることもなく失われていきました。このお話を通じて、同じように消えていった凄い人間の力が、数多くあったのではないか?と考えるようになりました。
この映画は全編を新潟県・佐渡島で、島の方々にご協力いただき、リサーチを行いながら制作しました。
私たちは大規模な環境変化や、人間の肉体的な範囲を超えて、熟考する時間も与えずに進歩する科学的発展を目の当たりにしています。 一方で、佐渡島には貴重な伝統がいまだに保存されており、島という環境が外部世界との間に保つ穏やかな浸透的交流の中で、地球の原始の始まりを垣間見るかのような風景がそこに存在しています。
1万年後を舞台とした「未来篇」、日本が佐渡島だけに縮小されてしまったかのような「未来縄文篇」、そして2011年の東日本大震災を経験しなかった時間軸における2020年代の日本を舞台とした「現代篇」。
それぞれの時代に生きる人々が時空を超えて互いに呼び合う姿を観察することで、遠い、異なった世界とのつながりを認識するきっかけとなるような映画になれば、と思っております。

また、長谷川監督の2014年作、KID FRESINO主演の「イリュミナシオン」の上映も同時期に行われるので、こちらも一緒に楽しんでほしい。

INFORMATION

『コスモ・コルプス』

公開日:2026年5月2日(土)-5月15日(金) 
公開劇場:シアター・イメージフォーラム 東京都渋谷区渋谷2-10-2
監督・脚本:長谷川億名 
配給:セントラルゲーム 

公式サイト:https://yoknahasegawa.com/cosmocorpus
公式instagram:https://www.instagram.com/cosmo_corpus/
公式X:https://x.com/cosmo_corpus

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INFORMATION

『イリュミナシオン』

公開日:2026年5月2日(土)-5月15日(金) 
公開劇場:シアター・イメージフォーラム 東京都渋谷区渋谷2-10-2
主演:KID FRESINO、石田法嗣 
監督・脚本:長谷川億名 
配給:セントラルゲーム

公式サイト:https://yoknahasegawa.com/illuminations

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