注目のアーティスト、GILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAEの主催するプロジェクト｢獸（第1章/宝町団地）｣が、展覧会（9月3日〜9月25日 @ 富ヶ谷CONTRAST）とライブイベント（9月26日 @ 渋谷WWW X）を開催する。

「獸（JYU）」とは、現代美術の展覧会とライブを組み合わせ、7年間かけて物語が展開されていく長編プロジェクト。全7章にわたる黒い獣を主人公とした物語であり、毎年一度、各章ごとに展覧会という形式で表現される。その第2回目となる今回の｢獸（第1章/宝町団地）｣は、物語の時系列で最初に位置し、黒い獣の幼少期と幼少期の思い出の中にある公園をテーマとした展覧会とライブイベントが行われる。

展示には、主催のGILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAEに加え、横手太紀、倉知朋之介、王之玉、Hans Chewといった新進気鋭のアーティストが参加。ライブにはbetcover!!やKazumichi Komatsu、Dove、E.O.U、Jun Inagawa×Mcio×GCD☆GCDなどアートシーンやカルチャ―シーンの異分野が混ざり合った顔ぶれとなっている。ビジュアルデザインは7年間のプロジェクトを通して八木幣二郎が務める。

東京の都心部から電車で20分ほど行った小さな街の中心にその団地はある。
団地中央スペースの公園にはタコをモチーフにした大きな滑り台型遊具があり、人々からタコ山公園と呼ばれていた。
その“タコ山”の周りを走り回る子供達の中の一人が幼少期の黒い獣であった。
その獣の様子を父/狩人は団地のベランダから見下ろす。
午後5時を知らせる時報があたりに響く。
あたりいったい目に見えるもの全てがオレンジに染まる。
団地を静けさが覆う。
ここは東京郊外の小さな団地、宝町団地。

GILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAE

GILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAE

横手太紀

横手太紀

倉知朋之介

倉知朋之介

王之玉

王之玉

Hans Chew

Hans Chew