ペインター／アーティストMasahiro Akutagawa as MHAKの10年ぶりとなる個展が開催決定。11月27日(木)から12月19日（金）まで、渋谷のGALLERY TARGETにて行われる。

前回の個展「Ten」から10年間、彼は“線”を軸とした思考を深化させてきた。その探求はより複雑さを増し、立体的な広がりを帯びている。本展のテーマとなる “C.W.L.(Coexistence with life)” は、これまでの “coexist with living” からさらに踏み込んで、生命や環境、人間関係など、多層的に重なり合う“共存／共生”を示す言葉として掲げられた。

新作では、迷彩という歴史的パターンを、“隠すための装置”ではなく、 “生きるもの同士が重なり合う構造”として再定義。その上に自身の象徴である“線”を接続することで、これまでの蓄積と、ここから始まる章がひとつの層として浮かび上がる。“C.W.L.” は、Masahiro Akutagawa as MHAKにとって明確な転換点となるシリーズになりそうだ。