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2002年に解散したNUMBER GIRLが今年のRISING SUN ROCK FESTIVAL 2019 in EZOの第1弾発表に合わせて17年ぶりにライブを行うことを発表した。HPでは向井秀徳氏のステートメントが掲示されており、SNSでは喜びの声が溢れている。
2018年初夏のある日、俺は酔っぱらっていた。そして、思った。
またヤツらとナンバーガールをライジングでヤりてえ、と。
あと、稼ぎてえ、とも考えた。俺は酔っぱらっていた。
俺は電話をした。久方ぶりに、ヤツらに。
そして、ヤることになった。
できれば何発かヤりたい。向井秀徳
引用元: NUMBER GIRL
この宣言文を読み、ああ節よ、節。秀徳節よ! と全国何人が震えたのだろう。twitterもスタートしているわけだが、NUMBER GIRLが解散した2002年にはSNSなんて無かったわけで、なんかちょっとした嬉しい違和感がありつつも、17年ってすごい長い年月だよなぁと思っていた。そりゃそうだ。2002年に生まれた赤ん坊が17歳の高校生になっているんだから、って、なんか、すごくどうでも良い、当たり前なことを書いている。そうしたことで興奮しながらYouTubeを検索。NUMBER GIRLが1999年にリリースしたデビュー作「透明少女」を。
NUMBER GIRL – 透明少女
あー、この感じ。
NUMBER GIRLは1999年から2002年と、デビューしてからの活動は短期間だったのだな、と再確認。その間にリリースされたフルアルバム3枚『SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICT』『SAPPUKEI』 『NUM HEAVYMETALLIC』に収録されている全ての曲が名曲。この日本語詞の、この感じ。現代に至るまで、どれだけのバンドに影響を与えてきたのだろう。
NUMBER GIRL – タッチ
あー1stの1曲めーー。
Spotifyを開いてみると、プレイリストが出来ていたのでNUMBER GIRLを聴き直してみた。
というか、途中からアルバム3枚を全部聴き直して、『サッポロOMOIDE IN MY HEAD状態』も聴いて、この日のペニーレーンってどんな感じだったんだろう。などと思ったりしながら、すっかりこの時代の邦ロックが聴きたくなってしまったので、これからTMGEを聴きます、ハイ。もちろん盤でも持っているが、こうやってパッと名曲達をネットで聴けてしまうのだからサブスクは本当に便利なものである。17年前はこんなものが世の中に表れるなんて露とも思わなかったけれど。とにかく、今17歳のユースにも聴いて欲しい。当時の日本のロックがどんだけカッコよかったのかがわかるハズ。
誰もが気になっているだろうが
できれば何発かヤりたい。
との宣言。もしやツアーなんてものも企画されていたりするのだろうか。新譜もあるのだろうか。絶対無いは言い切れない。期待し過ぎないように楽しみに待ちたいと思う。
そして札幌までの交通費をググってみたが、ハッキリ言って幾らなのかパッとわからなかった。今って格安飛行機のチケットが本当にすごく安いんですね。チケット代を入れて約10万円あれば行って帰ってこれるのだろうか。それよりも行き来の日程を踏まえて3、4日も仕事を放ったらかしにできるのだろうか。東京から行くことを考えると、なかなかの覚悟が必要である。
しかし……17年前の自分は、そんなチマチマしたことで悩んだりしていなかったよ。観たいバンドがライブをやるなら、青春18きっぷででも行くんだよ!
歳は取りたくないものである。