ART 2022.03.11

どちらでもない/どちらでもある、積み重なった虚実混在の空間。立石従寛の個展「Dive into the Mirage」が開催

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

美術家/音楽家/エキシビジョンメイカーと多角的に表現を続ける立石従寛の個展「Dive into the Mirage」が、3月15日より代々木Gallery TOHにおいて開催される。

立石は1986年シカゴ生まれ。現在はロンドン・東京・長野を拠点に、仮想と現実、自然と人工、制作と運営など相対する境界の融和をテーマに、人工知能、立体音響、映像、パフォーマンスを用いたインスタレーションや、<木を食べる>フードプロダクトの開発など、領域横断的に活動を行なっている。

Gallery TOHの1周年記念エキシビジョンにもあたる本展では、刻々と変化する社会情勢・環境・価値観の「揺らぎ」や「歪み」を「記憶の蜃気楼」と捉え、新作インスタレーション「Between A and/or B」を中心に、2017年より継続している人工知能×ハッシュタグシリーズ「その-それら」の初期作品などを展開。どちらでもない/どちらでもある、積み重なった虚実混在の空間が開かれる。

Between A and/or B(2022)作品一部

To The Fog(2020)展示風景

Re: Olive Branch(2018-2019)

INFORMATION

立石従寛「Dive into the Mirage」

会期:2022年3月15日(火) – 3月26日(土)
会場:Gallery TOH(東京都渋谷区千駄ヶ谷5-20-11 第一シルバービル1B)
開廊時間:14:00 – 20:00 ※月曜閉廊
入場無料
協力:Gallery TOH、HB.、黒沢聖覇、吉田山、髙橋銑
グラフィックデザイン:八木幣二郎

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